猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2015年11月5日(木)
- 通うほどに名古屋のことが好きになるトリコ組『名古屋16話ツアーズ』 第二話「北区」
11月5日(木)、名古屋16話ツアーズ第2回「北区」が開催されました。
吉川トリコ「名古屋16話」を課題本に月一回、名古屋の全ての区で読書会をおこなおうという壮大な企画。
通うほどに名古屋のことが好きになる、そんな会になるんじゃないかと期待しています。
今回の会場は、第2話「失恋温泉」にも登場した国道41号線をすこし中に入ったところにある黒川<Coboカフェ>。
今回は特別にスイーツか軽食か選べるようにしていただきました。
どちらもとってもおいしかったと大評判!
テーブル札&名札ともにご好評いただいています♪
今回は三テーブル。
自己紹介のかわりに北区との縁などを順に語っていき、話題は小説に登場するギャル二人に・・・・。
作中に登場する矢沢あい先生の漫画や「色ち買い」という語句にきょとんとする男性陣に、ていねいに解説をする女性陣。
「北区といえばヤンキー」
「おしゃれなお店というよりは、土着的な店が多い」
(会場のcoboカフェはすごくおしゃれなお店でしたが!)
など、北区について意見が飛びかったり、
「この話はあんまり好きじゃない」
著者を目の前に堂々と意見を言う人まで出てきて、ほんとうに自由な読書会です(根に持ってるわけじゃないですよ!)。
北区在住の女性からは
「トリコさん、わたしのことこっそりどこかで見てたの?!」
なんて意見まで飛び出していました。
町歩きが趣味で参加したという方もいて、打てば響くようにいろいろな知識が飛び出しきたり、だれかが持ってきたポケット地図をみんなで覗き込んでああだこうだと話したり、名古屋について話すのがこんなに楽しいなんて!
あっというまの一時間半でした。
次回は第三話「ハムくんは宇宙人」を題材に、中川区で実施します。
名古屋が大好きな人も、複雑な思いを抱いている人も、
月に一度集まって話し合える会。
長い旅のどこかでお会いできたらうれしいです。
文責:吉川トリコ
写真:よるこ・トリコ組サポーター