猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2018年10月5日(金)
- 一夜限りの再結成!トリコ組 特別イベント「マリー・アントワネットの日記」読書会 開催レポート
去る2018年10月5日(金)、猫町倶楽部トリコ組 特別イベント「マリー・アントワネットの日記」読書会が開催されました。
2017年8月に惜しまれつつ幕を下ろした(はずの)トリコ組ですが、2018年7月に刊行された吉川トリコさんの新刊「マリー・アントワネットの日記」が、「斬新&面白すぎ!語りたい!」「読書会めっちゃやりたい!」と元サポーター内で盛り上がり、今回一夜限りの再結成にいたりました!
(そう、何かあれば不死鳥のように蘇るトリコ組…)
会場は、中区栄の名古屋パルコ東館4FにあるBook & Cafe「Carlova 360 NAGOYA」。
今回39名もの方にご参加いただきました。
課題本は、マリー・アントワネットが政略結婚間近14才から最期の時までを赤裸々に綴ったギャル語満載の日記文学。
受付にはヴェルサイユ調の素敵な扇子と、課題本2冊の表紙&小説内に出てくる日記の装丁を模した2種類の名札をご用意。
テーブル札には、マリー・アントワネットがズラリ…!(トリコさんのヴェルサイユ宮殿土産です)
サポーターは、トリコ組ではもはやお馴染み、トリコロールカラーなキンブレで皆様をお出迎えです。
さて今回はどんな話が飛び出してくるのか?
ドキドキの読書会、開始です!
マリー・アントワネットが大好きで、今まで色々な本を読んできたという初参加の方からの
「この本のアントワネット様は私の描いてきたイメージそのもの!よくぞ書いてくださった!と感謝しました」という熱いラブコールがあったり、
今回はトリコさんに各テーブルを回って話をしていただいたので、読んで疑問に思っていたことが直接聞けて解消されたという方も。
「トワネットちゃん(親しみを込めてこう呼ばれてるテーブル多数ありました)と友達になれる?」
「なれる〜!なりたいよね」
「王妃になった時の浪費は…でもまだ若いし、自分も嫌なことが積もると通販しすぎちゃうから気持ち分かっちゃうかも」
「読み始めた時、ギャル語の脚注が面白すぎて中々読み進められなくて困りました(笑)」
「でもギャル語がフランスに嫁ぐのをカラ元気で紛らわしてるみたいで痛々しくもあり…」
当時の世界情勢や歴史に詳しい方から
「ルイ16世陛下の錠前趣味は、当時インテリ層ではおかしくなかったんだよ」
という話や、
トワネットちゃんと同じように、子どもの頃「疑問を持ったら不幸になる」という考えを実感した事があるか?という質問が出て、皆さんで自分の経験を話したテーブル、
「トワネットちゃんの推し事は、頑張ると接触できてしまう地下アイドルや若手俳優系の沼だから精神衛生的に健全ではいられなかっただろうな…」という話題で盛り上がるテーブルもあったり。
その他、
「是非学生に読んでほしい!とっつきやすいし、マリー・アントワネットを知るいいきっかけになるよね!」
という意見が各テーブルから多数出ていました!
現代女性に通ずるジェンダーについての考察や悩みなど、本をきっかけに自分の経験や意見を語り合うことで新たな発見をしてまた盛り上がるなど、どのテーブルでも話題は尽きず、あっという間に2時間が過ぎました。
今回のドレスコードは、吉川トリコさんが決めた「革命」。
中々難しいお題でしたが、皆さん趣向を凝らして思い思いの革命を表現して来てくださいました!
ベストドレッサーに選ばれた方々。皆さん素敵です!
なんと今回ドレスコードに合わせて自ら服をお仕立てされたとのこと!お似合いですね!
ネットで見つけて、コレしかない!とマリー・アントワネットのイラストが編み込まれたニットを着ていらした方。
偶然にもトリコさんの本日の服と色違いという奇跡が!
懇親会は、会場近くのお肉料理が美味しい「cafe&bar monogrande」で行いました。
平日の夜にも関わらず、27名もの方にご参加いただきました。
読書会では語りきれなかった思いを料理を取るのも忘れて話したり、「いろんな方と自分の推しの話を存分に語れました!幸せ!」というトリコ組ならでは(笑)の意見も出た、熱気&笑顔溢れる懇親会でした!
ご参加の皆様、本当にありがとうございました!
文責:おがちゃん
撮影:ayuppe