扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋文学サロン月曜会[文学]

  • 2014年10月10日(金) 
  • 第83回 柳田国男「遠野物語 山の人生」【藤が丘会場】

猫町倶楽部第83回読書会の課題本は日本民俗学の記念碑、柳田国男の「遠野物語・山の人生」です。今回も初参加の方からベテランまでいろいろな方に参加していただきました。

 



テーブルではサポーター手作りの座敷わらしがお出迎え。ずんだ餅みたいな可愛い河童も人気でした。

 



店内の抑えた照明も異界に誘われそうな雰囲気を盛り上げます。

 



「どの話が面白かった?」
「『遠野物語』と『山の人生』どっちが好き?」
「妖怪体験はある?」なんて話から…

 



「さらわれたり逃げたりして山で生活する人の話が多いのは、知人から身を隠すのには山に入るのが限界だったからでは。
現代で言えば、電車に乗って見知らぬ町に逃げ込むのと、そう変わらないんじゃない?」
「この世にはどうしても説明のつかないことがあるから、それを解決するための妖怪がいて、妖怪がいるという世界がすごい。子どもがサンタがいるのを本気で信じているのと同じで、その世界は我々では計り知れない。」なんて考察まで。

 



今回のドレスコードは「和」。着物姿の男性も選ばれました。

 



猫町倶楽部の活動予定のご案内中。

 



二次会は、居酒屋で。みんな盛り上がって終電に間に合わないなんてことがないように気を付けて!

 

第7期サポーター 涼

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