扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

東京文学サロン月曜会[文学]

  • 2014年11月15日〜16日 
  • 第59回 旅行読書会 夏目漱石『行人』【動画付】

11月15・16日の1泊2日で旅行読書会に行って参りました!
今回の目的地は修善寺、それにちなんで課題本は夏目漱石の『行人』です。
旅行にあわせ作成したしおりもハイクオリティなものとなりました。



朝早くに新宿集合。雲一つない天気で絶好の行楽日和っ
バスに乗って修善寺に向かいます。



今回は総勢41名の参加、なんと今回が初参加の方もいらっしゃいました。
バスの中で自己紹介。思う存分アピールしていただくため2周自己紹介、それぞれの個性が際立ちます。



お昼ごはんを食べて、いよいよ修善寺到着!
紅葉は見頃にはまだまだですが、素晴らしい景色です。



チームに分かれて散策。
足湯を楽しんだり、わさびソフトクリーム(アイスを載せたコーンのふちにわさびを塗りたくった豪快な一品)を食べたり各人楽しそう。
竹林の小径の清爽かつロマンチックな雰囲気、とても良い感じです。









2時間ほどの散策の後で宿に到着〜
着いて荷物を置いたら、早速読書会スタートです。





漱石が病と向き合い作品の舞台となった修善寺での読書会。
話にも自然と熱が入ります。
漱石に造詣の深い人、馴染みの薄い人、色々な立場の方が積極的に意見を交わしてきます。
登場人物への思い、新聞小説という形式に対する分析など様々な論点を交えて、非常に濃密な話が展開されていきます。
とはいえ、話についていけない人が出ないように配慮も忘れない。
そうしたバランス感覚を参加者同士で共有できているところが猫町倶楽部の良いところかもしれません。

温泉休憩を挟んだ後に食事です。



美味しく見えるでしょ?美味しいんデスよ、ええ。



この後お酒を飲みながら深い話をしたり、ゲームに興じたり、カラオケでわいわいしたりとそれぞれで大いに楽しんだ模様。
宴は夜の深い時間までひたすら続きました・・・








旅館の猫も参加

翌日。
寝不足を吹き飛ばす為にも高いところへ。
伊豆の国パノラマパークのロープウェーに乗ります。





絶景〜空気も澄んでいて気持ちいいです。
疲れ知らずなのか、疲れが逆にハイに作用しているのか、とにかくみなさん二日目とは思えないはしゃぎ方でした笑







その後中伊豆ワイナリーへ。
西洋に迷い込んだかのような風景がにわかに目の前に。
ロマンスの香り漂います。



ここで昼食、ワインを嗜みながら焼き肉バイキングです。
美しいワイン畑を見ながら肉を喰らい、ぶどう酒を飲む。
こんな贅沢な経験なかなかできないんじゃないでしょうか。






ワインショップではワインのテイスティングも出来て至れり尽くせり。
プライベートで何度でも行きたいほど素敵なスポットでした。



この後、修善寺散歩を再度行ってから帰路につきます。
渋滞にもつかまり、みなさんこの頃にはすっかり熟睡・・・
ゆっくり休んだあと、今回の感想を全員が述べおわったタイミングで新宿に到着っ。
解散となりました。





いろいろと詰め込んだ欲張りなスケジュールでしたが無事に終了いたしました。
参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました!
皆さんの楽しそうな顔が印象に残った良い旅行でした。
次回もより楽しい旅行ができることを願っております。

打って変わって来月はクリスマスパーティ。
12月21日(日)にいつもの代官山chano-maに加えて同じビルのUNICEを会場にした大規模なパーティとなりそうです。
課題本はルイス・キャロル『不思議の国のアリス』
ドレスコードに挑戦しがいのある本なのではないでしょうか。
今から楽しみです。

来月以降またよろしくお願いしますっ



記:しゅん 写真:もののふ、しゅん、さき

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