猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2014年11月29日(土)
- 読書会◆関西アウトプット勉強会 11/29(土)「ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか
11/29(土)第55回関西アウトプット勉強会「ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか」にご参加いただき、ありがとうございました。当日は朝は雨が降っておりましたが、昼になると天気は回復し「読書の秋」らしくなりました。
著者のピーター・ティールは、多数の成功する企業立ち上げに貢献した人物として知られ、彼の母校スタンフォード大学で行った起業講義録まとめたものが今回の課題本です。
「ゼロから何(何=ONE=テクノロジー)を生み出せるか」ということがテーマですが、この場で何を生みだすことがでしょうか??「課題本の読了」と「他人の意見を否定しないこと」のルールのもと読書会が始まります。
今回24人の方が参加され、4チームに分かれてそれぞれ思ったことなどをシェアしました。
読書は一人で行うものですが、一冊の本の感想を他の方と共有するのは読書会の醍醐味ですね!
それでは、各チームの様子を少しレポートします☆
Aチームでは、「新規事業を始める時はまず小さな市場から始める」という著者の主張に共感した一方、「衰退産業に携わる人にとっては余り参考になりそうもない内容」という鋭い意見が出ました。
Bチームでは、「日本語訳オタクと原文の単語が違うのでは」と深く読んでいる方がいらっしゃったり、キーワードの一つである「隠れた真実」を見つけるにはどうしたらいいか、見つけたと思われる事例を出し合いました。
Cチームでは、「企業家としての見方と消費者としての見方が異なるのでは」、「競争は善か悪か?」といったシリアスな内容から、「スタートアップにどんな仲間を集める?」といったわくわくする話題で盛り上がりました。
Dチームでは、「営業の大切さ、醍醐味」「幸福な会社とは?」「起業してみたいか」という課題本に沿ったテクノロジーを生み出すための重要なテーマがあがり、「人と機械の違いは?」といった考えさせられるテーマも浮かびました。
関西への帰省で数年ぶりに参加された方がいらっしゃり、関西アウトプット会が立ち上がって間もない頃から参加されていた方と再会できたようで、読書を通して人とつながれるということを実感しました。久しぶりに参加されたいという方を歓迎しております。
懇親会は前回も引き続き好評だったゆるゆる席替えを導入し、話題で盛り上がりました。
(ゆるゆる席替えの詳しい内容は前回のレポートをチェック!)
次回は毎年恒例のクリスマスパーティー!課題本は「グレートギャツビー」です。
(文:ケンサク 写真:VANちゃん)