扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋アウトプット勉強会[ビジネス]

  • 2014年12月26日(金) 
  • 第96回名古屋アウトプット勉強会 エーリッヒ・フロム「自由からの逃走」

第96回名古屋アウトプット勉強会、課題本はエーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」。
会場はいつもの名古屋駅前ではなく、クリスマスの香りが色濃く残る、栄ナディアパークで開催。





年末仕事納めとなる方も多い26日(金)の開催でしたが、
40名の方々が参加され、各テーブルごとに熱い議論が交わされました。





集合写真の時に使っていただこうと、フロム氏のお面をお配りしたところ、
アウトプット中にも活用いただけたようで、
なんだか愉快な人々の集まりになってますね(笑)





中世の、教会が支配していた自我のあいまいな時代から、
資本主義が浸透するにつれて、個人が際立つようになるものの、
拠り所を失った人々の中には、自由を捨ててファシズムを歓迎する者が現れるようになる。
その心理的過程をつづった今回の課題本でしたが、「理解しづらかった」との意見も多く聞かれました。

アウトプット中は、「自由」と「自立」は切り離せないものであり、「自立」と「自活」は異なるものであるということや、
FreedomとLibertyでは、同じ自由でも意味合いが違うということなど、「自由」についての意見が多く交わされました。

一人では挫折してしまうような本でも、参加するために頑張って読了すること、
会場で意見が交わされることで、新たな視点が得られることも、読書会ならではの魅力ですね。

最後は、一か所に集まって集合写真をパチリ。



2次会は徒歩5分ほどにある「四川菜園」にて、約8割の方が参加されました。
せっかく2014年最後の定例会ということだったので、会場では餅まきをしました!
中にはお菓子&サポーターからの謎の一言が入っていたみたいですよ。





 



次回はトマ・ピケティの「21世紀の資本」。なんと厚み約5cmの大著を2回に分けてアウトプットするんですって!
読書会は毎回10〜20%の方が初めて参加されてますので、
興味のある方、ちょっぴり不安でもぜひ1回参加してみてくださいね。

(文:もは 写真:ほずみ☆・hilo・アタッカー)

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