猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2015年4月19日(日曜日)
- 第64回東京文学サロン月曜会 太宰治「晩年」
4月19日(日)代官山chanomaにて第64回東京文学サロン月曜会が開催されました。課題本は太宰治「晩年」ドレスコードは「春」。「春」ファッションに身を包みいつもより早めに家を出ます。
こちらは今日の受付メンバー。春らしく柔らかな装いです。
読書会の運営ボランティア「サポーター」は読書会前にランチを食べながらミーティングをしています。毎回、美味しいランチが楽しみ。ワイワイ賑やかし合って進めています。
今回は、第5期サポーターで運営する最後の月曜会。1年間の思い出を集めたアルバムに貼るメッセージカードを書いています。
こちらは、ファシリテーターミーティングの様子です。「ファシリテーター」とは読書会の進行役をボランティアで引き受けてくれる方々。ファシリテーターあっての猫町倶楽部の読書会。ファシリテーターのみなさま、ありがとうございます。
タイムテーブル等々を確認した後は、ファシリテーター同士で今日何を話そうかと話し合います。軽いプレ読書会になることもしばしばです。
受付開始。続々と人が集まります。ここからは受付が大忙し。素敵な「春ファッション」の参加者さんをお出迎え。
今日のケーキはドライフルーツ入り。Chanomaの店員さんも忙しくドリンクとケーキを配ってくれます。
猫町倶楽部主催者タツヤさんの挨拶で読書会スタートです。
あっ!!タツヤさんの顔にパンダが。パンダ好きの5期サポーターさんがいるので、5期サポはパンダシールで顔をペインティング。
7人~8人が1グループで感想などを話します。猫町倶楽部唯一のルール「他人の意見は否定しない」があるので、安心して色んな話ができます。
熱狂的な太宰ファンから、作品によっては好き、太宰は苦手、分からない、学生時代は熱狂的に好きだったけど改めて読み返してみると共感できない人まで、太宰ならではの様々な人が集まりました。
「晩年」っていうタイトルなのに文章が瑞々しく若さに溢れている、ユーモアがあって構成が上手、太宰治はなぜモテモテなの、などなど多彩な話題で盛り上がります。太宰治は誰もが一度は経験する思春期的感情を描いているので、これだけ長い間熱狂的ファンを獲得できる作家なのでは、という話を聞いて納得したり。話題の多様性も猫町倶楽部の魅力です。
続いてはベストドレッサーの発表です。
春らしい華やかな女性の方が多いですね。
春らしいワンピースにキラキラのスマホケースが素敵です。
こんな、想像力豊かな方も。 猫町倶楽部のドレスコードならではです。
小花柄のスカートにピンクのストール。柔らかな色合いが綺麗です。
こちらは、花を持った男性です。花屋さんに寄って買ってきてくれました。
「晩年」の「思い出」にちなんだ赤い糸。耳飾りにするなんて太宰の雰囲気が漂います。
司会者も「桜桃」からイメージしたさくらんぼ果汁入りのジュースを片手に「晩年」✕「春」に身を包んで文豪ファッション。
カラフルな太宰治Tシャツ。蝶ネクタイと帽子が似合ってます。
ピンクのネクタイに深緑のジャケット。それにチェックのベルトを合わせるお洒落さん。
ベストドレッサー受賞者でパチリ。
ベストドレッサー発表の後は懇親会が始まります。
猫町倶楽部ではmixiを中心に参加者同士が交流しています。読書・猫町倶楽部という共通の話題があるのですぐに仲良くなります。ちょっとディープな本の話からバカ話まで笑いが絶えません。
chanomaのそこここで参加者同士の輪ができます。みんなとっても楽しそう。
太宰カルタに興じる参加者も。
懇親会の後は3次会も開催しています。猫町倶楽部の夜は更けていきます。
楽しかったね♪ありがとうございました。次回も参加をお待ちしています。
最後に。5期サポーターズお疲れ様でした。本当に仲が良く、みんなといるといつでも笑顔になれました。猫町倶楽部はサポーターやファシリテーターをはじめ大勢の協力によって成り立っている、素敵な素敵な会ですよ。笑顔で5期サポ卒業写真(^^♪
次回からは、6期のサポーターに運営のバトンが渡ります。楽しみですね~♪
次回は、5月17日(日)映画を観るか?原作を読むか?「インヒアレント・ヴァイス」&「LA・ヴァイス」。シネマテーブルとの合同イベントです。翻訳の佐藤良明さんをゲストにお迎えします。ハードな本ほど読書会では盛り上がりますよ~~♪ご参加お待ちしています!!
記:さき 写真:もののふ まき さき