猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2015年4月25日(土) 受付開始17:30 読書会18:00~20:30
- 第60回関西アウトプット勉強会 ロバート・キーガン『なぜ人と組織は変われないのか』
4月25日(土)に第60回関西アウトプット勉強会が開催されました。課題本はロバート・キーガンの『なぜ人と組織は変われないのか』です。長いところではGWの初日にあたるのでしょうか、ありがたいことにレジャーよりも読書だぜ!といった皆様で、当日は28名の方々にご参加頂きました。
会場はおなじみ、烏丸の第八長谷ビルです。
受付では、運営サポーターがお待ちしており、本日のテーブル(事前にグループを決めております)への誘導などしておりますので、初参加でも迷うことはありません。
受付終了後、各自テーブルに着席し、いよいよ読書会のスタートです!
まずは、本日の司会進行役のケンサクさんから、読書会の流れ、注意点などの説明があります。
ビジネス書の読書会(しかも「勉強会」とついている)と聞くとちょっとハードル高そう…とか思ってしまいませんか?
でも大丈夫!猫町倶楽部の読書会のルールはたった2つだけです。
・課題本の読了
・他人の意見を否定しないこと(本の内容・著者の批判はOK)
決して全員が課題本を完全に理解して深く読み込んできていて、マニアックなトークが繰り広げられるわけではないので、安心して参加できます。自分一人で読んでいるときには、「??」と思っても、読書会で他の参加者の方から自分とは違う角度での感想を聞けるので、より理解が深まるのも読書会の面白いところです。
さあ、さっそく読書会の始まりです。
各テーブルの本日のファシリテーター役の方を中心に(ファシリを引き受けてくださる皆様いつもありがとうございます!)、まずは、全体的な感想から語り合います。
「感情的になりたくないけど難しい」「ついつい頑張りすぎて無理をしてしまう」など、みなさん、それぞれ「変わりたいけど、なぜか上手くいかない。」と同じ思いを抱いていたようでした。いくつかの事例に自分の体験を重ねて、共感するという感想が多かった気がします。
本書の内容だけに留まらず、脱線するのも全然OKです。古典や話題書と絡めて読まれる方も多く、新たな本を知るきっかけにもなります。
(「『嫌われる勇気(アドラーの心理学)』に通じるものがある」など。)
そして読書会で得られた知識をどう活かしていくか。などを共有してクロージング。
「いかに意識を根付かせるか」、「継続する仕組化(場)をどう作るか」という話題でも盛り上がっておりました。
読書会が終了後は、懇親会会場へ移動します。好きなテーマで語り合う恒例の「ゆるゆる席替え」。共通の話題で語り合えば、すぐに仲良くなれますよ。
さて次回の第61回関西アウトプット勉強会(祝・6年目に突入です!!)は、
2015年5月23日(土)、吉川浩満『理不尽な進化:遺伝子と運のあいだ』です。
文系も必読!歴史と人間を問い直す知的エンターテインメントです。(帯より)
次回から開催時間、場所ともに変更となりますのでご注意ください。
5/23(土) 吉川浩満著「理不尽な進化:遺伝子と運のあいだ」
http://www.bookreading.nekomachi-club.com/schedule/20970
そして文学好きの方は、こちらの関西文学サロン月曜会、あの恵文社で開催中。
2015年6月6日(土)
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
大人になってから読む賢治、子供のころには理解できなかったものが理解できるようになっていて、深いです。うんうん。
6/6(土)恵文社コラボ読書会 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
http://www.bookreading.nekomachi-club.com/schedule/21069
でも、ちょっと面白そうかも。と思った、そこのあなた。
”百聞は一見にしかず”、ぜひぜひ一度、参加してみて下さい。
(文:のんこ 写真:マガリ)