猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2015年5月16日(土曜日)
- 東京アウトプット勉強会 第73回「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則」
薄曇りの5月の土曜日、六本木ミッドタウンにて、第73回東京アウトプット勉強会が開催されました。今回の課題本は『考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則』です。
開場の準備に勤しむサポーター(運営スタッフ)たち。
これは、参加者にプレゼントするための猫町オリジナルブックカバーを準備しているところです。
猫町オリジナルブックカバーって?という方のために、ここで少しご説明を。
東京アウトプット勉強会では、定例会に10回以上に参加してくださった方に、参加回数に応じて3種類のオリジナルブックカバーをプレゼントしています。
10回参加で星2つ、20回で星3つ、30回で星4つ、と星が増えていくのがポイント! ストライプの配色もそれぞれ異なるんですよ♪
今回は、星2つの方が2名、星3つの方が2名、いらっしゃいました!
おめでとうございます。
サポーターによる会場設営と準備が終わると、ファシリミーティングの時間です。
読書会は、ファシリテーターと呼ばれる進行役の方を中心に、8人前後のグループ単位で行われます。
ファシリミーティングでは、ファシリテーターのみなさんに読書会の開始時刻より早く集まっていただき、「参加者にどんな質問をしてみたいか」「どんなテーマで話すと盛り上がりそうか」などの意見交換をしていただいています。
ファシリテーターが初めての方も、この場で先輩ファシリテーターにアドバイスをもらえので、安心ですね。
今回のファシリミーティングでは、サポーターから「スケッチブックを使ってワークをしてみたら面白いのでは?」という提案がありました。
さて、このスケッチブック、読書会でどんな活躍をするのでしょうか?
いよいよ読書会。どのグループも、活発な意見交換ができていたようです。
“書く“ことについての実用的な課題本だけに、「仕事で書いている文書はどんな種類のものが多いか」という質問が出たり、「対象が大人数のときに、事実だけを伝えるだけなら話して聞かせても伝わるけれど、想いまでのせて伝えたいとなると、“話す”ことは“書く”ことに適わないのでは」「書き方のテクニック以前に、互いの立場や興味関心・知識を共有して前提をすり合わておかないと、伝わる文章は書けない」といった、仕事上の“書く”ことに対する自身の価値観や実感が強く表れた意見が見られました。
ファシリミーティングで提案されたスケッチブックを実際に活用して、ワークを行ったグループもありました!
テーマを決めて、課題本のフレームワークに則ってメンバー全員で考えながら書き込んでいったものの、だんだん論点がずれていってしまった・・・とか。
1回読んだだけで論理的思考を身につけるのは、なかなか難しいもの。今回の課題本は、何度も読み返しながら、書いてある内容を自分のものにしていくタイプの本なのかもしれませんね。
読書会の後は、お待ちかねの懇親会。前半は読書会のグループごとに座り、中盤には「ゆるゆる席替え」と称して設けられたテーマのうち、自分が語りたいものを選んで席を移動します。
今回のテーマは、「旅行」「酒」といった定番ものから「仕事」「スマホアプリ」といった初登場のものまで、全部で7つ。何を選ぼうかな?と迷うのも、懇親会の醍醐味です。
こちらは、「スマホアプリ」席。なぜか、みんなが揃って、空中にかざしたスマートフォンを覗き込んでいますね。これは、実際の夜空に見える星座について教えてくれる「星座表」というアプリを試しているところなんですって。楽しそうですね♪
名残惜しくも、今回の定例会もお開きとなりました。
第6期サポーターの“5”月の“5”のポーズとともに、お別れです。
ご参加のみなさま、ありがとうございました。
来月の定例会で、またお会いしましょう!