扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋藝術部

  • 2015年8月30日(日) 
  • 【名古屋藝術部】読書会、ライブ&レクチャー「村上春樹のジャズ本」

今回の藝術部イベントは、
読書会、ジャズのライブ&レクチャーという豪華な内容で開催されました。

ゲストは猫町倶楽部の音楽イベントではおなじみの大谷能生さんと、
ジャズピアニストの南博さんです。






第一部の読書会のテーマは『村上春樹のジャズ本』です。

今回の課題本は、以下のの3冊です。
・『セロニアス・モンクのいた風景(村上春樹 編・訳)』、
・『バット・ビューティフル(ジェフ・ダイヤー著 村上春樹訳)』
・『ジャズ・アネクドーツ(ビル・クロウ著 村上春樹訳)』

ちなみに3冊の中での一番人気は、
村上春樹が大好きなジャズピアニストを紹介した『セロニアス・モンクのいた風景』、

二番目はジャズミュージシャンの生きざまを8つの物語にした『バット・ビューティフル』、

三番目はジャズ黄金時代の楽しいエピソードを集めた『ジャズ・アネクドーツ』でした。


読書会には大谷さんと南さんにもご参加いただき、
ジャズへの熱い思いを語っていただきました。








第二部は大谷さんのサックスと南さんのピアノによる生演奏です。



曲目
・「But Beautiful」
・「My Funny Valentine」
・「Ruby My Dear」
・「Evidence」
・「Day Dream」

………などなど。


やはり生演奏は迫力がありますね。
演奏するお二人の姿に見惚れてしまいました。







生演奏の合間に、レクチャーが入ります。




セロニアス・モンクの名演奏など、うっとりするような演奏だけではなく、

「オーケストラを付け加えて失敗しちゃった」

「セロニアス・モンクのピアノがフェードアウトしてる 」

「セッションしている感じがなんだか怖~い」


……など、なんだか面白い演奏もたくさん紹介していただきました。


懇親会には大谷さんと南さんにもご参加いただき、
参加者の質問に答えていただきました。

演奏しにくい会場は?などの答えにくい質問にも丁寧に答えてくださいました。






「ジャズのことはよくわからない」

…という状態で参加された方が多かったようですが、
素敵な生演奏と楽しいレクチャーのおかげで、
ジャズが好きになったのではないでしょうか。



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