扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋文学サロン月曜会[文学]

  • 2015年9月9日(水) 
  • 太宰治「斜陽」【名古屋会場】

「とにかくね、生きているのだからね、インチキをやっているに違いないのさ。」

夏の気配がまだまだ色濃く残る9月9日、名古屋会場は<喫茶かこ 柳橋店>にて第93回月曜会が開催されました。





今回の課題本は太宰治「斜陽」
斜陽族という言葉も生み出した戦後まもなくのベストセラーです。

太宰治が大好きという人も、教科書以来初めて読むという人も、近年の定例会の中では比較的読み進めやすい作品だったこともあり、新鮮なアウトプットになったようです。



手紙や日記など「文書」というものが効果的に使われた話でした。
かず子はラストシーンのあと、どんな風に生きていったんでしょう?



今回のドレスコードは「登場人物の一人をイメージして」。
昭和レトロなワンピースなど、モダンな装いの方が多く見受けられました。



最後は各テーブルのベストドレッサーが集合してパチリ。





懇親会は会場からほど近く、猫町倶楽部特別イベント「これからの女と男の話をしよう」の会場にもなった<ア・レストランジェル・コウベカン>でなごやかに行われました。




貴族的な雰囲気……!


それでは、次回また月曜会でお会いしましょう。


文責:あじさい
写真:月曜会名古屋会場第8期サポーター

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