猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2015年11月23日(祝)
- 【動画付】夜の図書館を駆け巡れ!特別イベント『図書館deひとめぼれ』
2015年11月23日。いつもは18時で閉まってしまう豊田市中央図書館の様子がその日だけは違いました。23時まで、夜の図書館を開放しての図書館探検イベント『図書館deひとめぼれ』とパーティが開かれたのです!
実はこれ、豊田市が『とよた』を体感する「とよた まちさとミライ塾」のプログラムの一環で、猫町倶楽部と豊田市中央図書館のコラボレーション企画なのでした。
豊田市中央図書館は名鉄の豊田市駅から徒歩2分という駅近の立地に83万3千冊を所蔵する大型図書館です。今回はコラボイベントということで、どうすれば図書館を楽しむイベントができるのか、企画・広報からイベントまで豊田市中央図書館の方にもご一緒していただきました。
その甲斐あって、参加者の数は、愛知県内外からなんと100名超!
今回のイベントは閉館後の夜の図書館で「いままで読んだことはないけれど、読んでみたい!と思った本」(=ひとめぼれ本)を選んで、テーブルごとにお披露目をするというもの。
まず1回目の図書館探検のテーマは「ひとめぼれ本で自己紹介」!
さあ出発!
どんな本なら自分を表現できるでしょうか?
窓の外は真っ暗ですが、いま18時半くらいです。僕たち以外、図書館には誰もいません。
それでは、選んだ本を手に、テーブルに戻って自己紹介をどうぞ!
豊田市中央図書館でも直接申込みできるようにしてくださったので、当日飛び入り参加!という方もいらっしゃいました。それぞれに自分の仕事や趣味に関連した本が楽しそうに紹介されていきます。
つづいて2回目の図書館探検!
今度は「大切な人に贈りたい本」、「ひとめぼれ本(フリー)」の2冊を探し出します。
さすがトヨタ自動車のおひざ元だけあって、自動車関連のコーナーは専門誌も含めて圧巻!という感じだったのですが、児童書コーナーもすごく広かったです。この奥、いま上映している「リトル・プリンス」のコーナーになっているんですよ。
気になる本を見ていると制限時間の45分なんてあっという間!つい夢中になって時間を忘れそうに…ならないように、館内放送で残り時間をご案内していただきました。
さあ、あなたの「ひとめぼれ本」はなんですか?
それぞれのテーブルごとで発表!
「高額な画集なんかは買えないけど見てみたい」というご意見もありました。
貸出無料の図書館だからこその本の出会いってあるのかもしれません。
みなさんの「ひとめぼれ本」は、それぞれ、愛知県ではおなじみ!遊べる本屋風POPを書いて本にはさみ、懇親会中に見られるようにしました。
そしてお楽しみの懇親会!なんと図書館をそのまま使わせていただきました。
ケータリングに…
ビールサーバー持ち込み(!)
懇親会では「ひとめぼれ本」のテーマ、「大切な人に贈りたい本」を受けて、自分が「贈られたい本」のPOPにシールを貼ってもらいました。
どれも素敵な選書ばかりで迷ってしまいますね。
なお、今回みなさんが選んだ本は、翌日から早速豊田市中央図書館で展示されました。
この展示、図書館入ってすぐの場所にありまして、僕が行った日も小さなお子さんを連れたご家族が何組か見てくださっていました。
展示された約200冊の「ひとめぼれ本」は、なんと展示された5日間に112冊(!)が貸し出されたとのこと!!
これをきっかけに、いままで読んだことがない本にご興味を持ってくださった方が増えれば嬉しい限りです。
また、読書会にもご興味をもっていただけたら幸甚です。
また今度、猫町倶楽部でお会いしましょう!
ご来場頂いた皆さん、豊田市中央図書館の皆さま、ありがとうございました!
文責:たくすけ