猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2016年1月10日(日)
- 東京シネマテーブル新年会「ベスト&ワースト2015」
東京シネマテーブル「ベスト&ワースト新年会」、今回は50人の定員いっぱいになりました。
会場は渋谷と表参道の間にある Dining cafe theater。映画の話をするにはもってこいのお店です。
入口横には寅さんのポスター。
店内にはルーカスやスピルバーグなどの写真が飾られています。
オードリーもいます。かわいいなあ…。
新年会、始まりました。乾杯の音頭はシネマテーブル代表のワカマツさん。
司会は東京シネマテーブルリーダーのテツさん。
2015年公開の新作映画のベスト作品3本・ワースト作品1本・最も印象に残ったシーンなどを、90秒の制限時間内で一人ひとり発表していきます。
90秒って本当に短いんですよね……。一般に、400字詰め原稿用紙1枚分を読むのに1分程度が目安と言われていますが(来年の参考にしてください)、その中に一年間の自分の想いをいかに盛り込むかが勝負です。
大変真剣な勝負なのです!
聴いている人たちも真剣。
でも、発表に備えてご飯もがんばって食べる。
たくさん鑑賞した人も、厳選して観た人も、気に入った作品やシーンに対する思い入れは格別です。
自分のベスト作が、誰かにとってはワースト作だったりもしますが、それでかえって話が盛り上がったり。
印象に残ったシーンの話に、私もそこ好きだった!と共感したり。
うっかり見逃していた作品をベストに挙げる人がいると、ちょっと口惜しくて身悶えしたり。
制限時間のベルが鳴ったら無情に打ち切られますが、その容赦なさがまた面白くて、ついつい笑えてしまいます。
ベスト作品について語りすぎるあまり、ワーストについて触れられないことも。
あの人のベスト1、何だったっけ? とか、あの人のワースト、早口すぎて聞き取れなかった!などということがありましたら、mixiコミュ内にすべてのアンケートの内容をアップしてありますので、こちらをご確認ください。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6184925&id=79273970
今回の名札は両面仕様で、オモテ面は名前だけ、ウラ面は名前 + ベスト・ワーストが書き込めるようにしています。
はじめはオモテ面を見せ、発表が終わったらウラ面にして使ってもらう仕組みです。
会の終わりごろには、名札をいったん確認し合ってから「これ2位にしたんだ?」「私もこれ入れたかったー!」と盛り上がるという、不思議な流れの会話が楽しめました。
無事に全員の発表が終わり、集計作業に入ります。
聞いてると意外とバラけたように思ったのですが、どうなるかなあ……。
結果はこうなりました!
1位 : 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
2位 : 『セッション』
3位 : 『アメリカン・スナイパー』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
結局きっちりマッドマックスが来ました。ぶっちぎりです。強い!
この結果にもっとも近いベスト3を挙げた参加者3名の方に、賞品としてミニシアター鑑賞券が渡されました。
勝利の喜びをV8ポーズで。たくさん観てくださいね!
別会場に移動しての二次会にも多くの方が参加され、盛り上がりました。
定例会の課題作以外でも、おすすめ作品がたくさん挙げられて、情報収集にもなる新年会。
今から観ることが充分可能なものも挙げられていました。気になった作品がこれから名画座などでかかることもあるので、トライしてみましょう!
東京シネマテーブル水曜会の次回定例会は2月10日(水)、課題映画は『イット・フォローズ』です。
http://www.bookreading.nekomachi-club.com/schedule/29526
皆さんのご参加を心よりお待ちしております。
(文責: 千晶)