扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

東京文学サロン月曜会[文学]

  • 2016年1月17日(日) 
  • 第73回 東京文学サロン月曜会 チェーホフ 「ワーニャ伯父さん/三人姉妹」

1/17(日) 第73回 東京文学サロン月曜会 チェーホフ 「ワーニャ伯父さん/三人姉妹」が開催されました。
今回は一風変わって戯曲です。 冬真っただ中、ロシア文学とあってドレスコートは「ロシア」です。 はてさてどんなロシアがみられるでしょうか。。
開催場所は 代官山チャノマカフェ。 こちらを貸し切って行われます。
読書会が始まる前に、ファシリ交流会が行われます。

※読書会は6~8人のグループごとに行われるのですが、班ごとの司会進行役(ファシリテーター)を、参加回数の多い方にお願いしています。
ファシリの方が先に集まって始めるプレ読書会といったところです。

読書会が始まりました!

読書会って何話すの?
知識ないとついていけないんじゃ? できあがってるコミュニティに入るのって勇気がいるし。。
と思われているかたがいらっしゃるのかもしれませんので ちょっとここでどんな感じなのかご説明を。



読書会は、グループごとにに行われますが、みなさん一人参加が大多数です。
軽く自己紹介、本の感想から始まって進んでいきますが、特に難しいことは一切ありません。
今回の読書会では、
・なんでワーニャ伯父さんは仕送りを続けるのか、、理解不能
・ロシア人名が覚えられない、、登場人物が整理できない(+_+)
・ワーニャ伯父さん、他人事じゃない(切実)
・三人姉妹・オリガ、他人事じゃない(切実)
・保守的な女性像をもっているのに結婚せず校長にまでなっちゃうところとかすごく現代に通じる人物だよね
・エレーナ、、 どこいってもモテ女は大変だよね
と軽いところからはじまって、
・中年の孤独
・哀切でしか癒されないとこってあるよね
なんて話にまで発展しました。
まじめな話、ふざけた話、脱線大歓迎な空気です。

今回は課題本がチェーホフなだけあって、演劇に詳しい方もちらほら。
本好きという共通点があれば、どんなにシャイな人でも話せてしまう不思議!
一人で読んだとき以上に 物語を追体験できる気がします。
人の感性に触れられるというのが読書会の面白いところですね。

そして、今回のベストドレッサーが選ばれます。

ロシア兵・・?


マトリョーシカ!?


なんとこの方は 皇帝プルシェンコのDVD(サイン入!)を持ってきてくれました!


みなで記念撮影です。

読書会がいち段落しますと、そのまま懇親会へ。

お酒も入ってまたワイワイした雰囲気です.
ほかの班ではどんな話になった? 朗読会したという班もあり。 情報交換も楽しいですね。
課題本かチェーホフだけあって、今回はお芝居・舞台の話で盛り上がってました。
こちらは、猫町堂書店です。 読んだ本を持ち寄って交換したり・・

このような感じで、無事読書会を終えることができました。
次回は、2/21(日) 村上春樹「国境の南、太陽の西」です。皆様ぜひご参加くださいませ♪お待ちしております!


記:nitty 写真: ひとみ ちゃんみな

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