扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

東京シネマテーブル水曜会

  • 2016年5月11日(水)  19:30〜
  • 東京シネマテーブル / 第24回:5/11(水)「レヴェナント 蘇えりし者」

5月11日水曜日、第24回東京シネマテーブル『レヴェナント 蘇えりし者』が開催されました。
昨年『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞作品賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の最新作であり、本年度アカデミー賞監督賞、撮影賞受賞。何よりレオナルド・ディカプリオが主演男優賞を受賞した事が話題になった作品です。



物語は1823年アメリカ北西部が舞台。旅の途中グリズリーに襲われ重傷を負った主人公は、仲間に見捨てられ、大切なものまで奪われてしまう。絶望の中、蘇る様に命をつなぎ、強い怒りで突き進む。壮絶なサバイバルと復讐のドラマです。

19:30から5月からの新会場の渋谷”ザ ギャンゲット バイ モジャ“に45名の皆さまがお集まり下さいました。ビアホール風の店内で乾杯しながら和やかな雰囲気でスタートです。



ディカプリオの体を張った演技や、大自然の映像美。
「今回もイニャリトゥ監督の長回しが出ましたね」「坂本龍一の音楽が作品に溶け込んでいた」など、皆さまいろいろな視点から作品を楽しんでいるようです。
「タイタニックのかっこいいレオが好き」に対して「もこもこしている今回の方がかわいい」と返す方がいて、笑いが起こる場面も。

結局悪は誰なのか、そもそも悪かったのか。なぜ、あの人物が死ななければならなかったのか。復讐心を持った主人公の最後の決断からクライマックスについては、白熱した話し合いになりました。



シネマテーブルを終えて21:00からは懇親会。
食事タイムの後はテーマごとに分かれて話すラウンドテーブルです。



今月のテーマは
「最近観た&これから観たい映画」
「俺たちのディカプリオ」
「復讐を描いた映画」
の3つです。
この他にフリーエリアもあるので久しぶりに会った方に話しかけたり、映画仲間を作るなど終了時刻まで自由に動いて楽しい時間を過ごせます。



シネマテーブルは平日開催ということもあり、仕事終わりに肩の力が抜ける場です。
今回も週の真ん中を笑って終える事が出来ました。ご参加いただいた皆さまありがとうございました。
次回東京シネマテーブルは6月中旬開催予定です。またお会い出来る事を祈って。

文:グリズリー
写真:千晶

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