扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

東京文学サロン月曜会[文学]

  • 2016年5月22日(日) 受付開始16:00 読書会16:30〜19:00
  • 第77回 東京文学サロン月曜会 萩原朔太郎「猫町 他十七篇」

2016年5月22日(日)、お馴染み代官山のchano-maにて、

第77回月曜会定例会を開催いたしました。

5月の課題本は「猫町 他十七篇」(著者:萩原朔太郎 編者:清岡卓行)です。




読書会の前には各テーブルごとの進行役となるファシリテーターの方で集まり、
話題になりそうなポイントや疑問をシェアしてもらっています。
読書会では6~8人のグループの班ごとにファシリテーターがいますので、
初めての方でも安心して参加いただけます。



初対面の方も毎回多くいらっしゃいますので、
まずはグループごとでお互いの自己紹介をしてから読書会スタートです。



今回は詩人である、朔太郎の小説ということもあり、
幻想的な背景描写や、繊細で感傷的な作者の視点についての話を多く聞くことができました。



東京の街並みに感じていた違和感を小説に照らして聞いてみたり、
ただただ、猫の魅力について語ったり。
猫町倶楽部唯一のルールは「他人の意見は否定しない」です。
これさえ守っていただければ話す内容はどこまでも自由なので話題は尽きません。






読書会が終わるとベストドレッサーを選びます。
今回のテーマは「月あるいは猫」ということで、
服も小物も可愛かったです。



ねこスカートです。



ねこカーディガンです。



今回は8期サポーター入替の時期でしたので、
私たち新人サポーターよりごあいさつをさせていただきました。
これから、どうぞ宜しくお願いします。



懇親会では古書店が大繁盛でした。
猫町古書店ではお互いのオススメの本を持ち寄って小さな交換会がおこなわれています。
並べられる本はあまりに多岐にわたり眺めているだけで楽しいです。



サポーターの入替に伴って、古書店の店主も交代です。






今回の読書会もみなさんと楽しく過ごせました。
課題本のタイトルが会の名称と同じ「猫町」でしたが、
参加していただけたみなさんの心に残る
大切な一冊になっていれば良いのですが。


それでは、
次回の定例会は6/19(日)アントニオ・タブッキ「インド夜想曲」となっております。
みなさまのご参加お待ちしております。


記:sui   写真:sui・みさき

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