猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2016年5月28日(土曜日) 受付開始17:00 読書会 17:30~18:50
- 関西アウトプット勉強会 第73回「スクリプトドクターの脚本教室・初級篇 」
5月28日。第73回関西猫町倶楽部アウトプット勉強会が開催されました。
今回の課題本は三宅隆太著 『スクリプトドクターの脚本教室 初級篇』です。脚本を書く人も書かない人も、物語に興味があるすべての人にとって必読の一冊です。
今回は26名の方にご参加いただきました。中には親子で参加している方もおられ、関西猫町倶楽部では最年少ではないでしょうか、なんと10歳の参加者もいらっしゃいました。
受付ではサポーターがお迎えします。
初参加で不安という方もご安心ください。
読書会の各テーブルには「ファシリテーター」という進行役がいます。
今回は4テーブル4名のファシリテーターの方にご協力いただきました。
皆さまべテランの方ばかりで、抜群の安定感です 笑
参加された方の多くは、今回の課題本を「脚本の書き方についての指南書」というイメージで手にされた方が多くいらしゃいました。
実際に読んでみると心理学的なアプローチの方法等、自己啓発的な読み方ができるとの声もあり、様々な意見が交わされました。
参加者の中には、実際に小説を書いているという方もいらっしゃいました。
「自分が書きたいものを書くのか、みんなが読みたいものを書くのか、考えるきっかけになった」
「映画やドラマの制作には、予算や時間など多くの思惑があり、監督や脚本家が好き勝手に作っているわけではない」
「1年以上の時間をかけて打ち合わせをして、結局世に出ない作品が多くあることに驚いた」
あっという間に読書会も終了。
シナリオの書き方そのものよりも、「いままで観た映画の感想や分析」に役立つほか、「自分らしさとは何か」といった応用的な読み方をした、という意見が多かったように感じます。
最後に全員で集合写真。お疲れさまでした。
読書会の後はいよいよ恒例の懇親会です。
会場から徒歩1分のラボエムにて交流を深めました。
懇親会では、より多くの方と交流できるよう「ゆるゆる席替え」というテーマ別の席替えイベントを催しております。
今回の話のテーマは「酒」「サプライズ」「映画」「ダイエット」でした。
参加された皆さまありがとうございました。
次回は6/18(土)、課題本は 松尾豊著『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』(角川EPUB選書)。
副読本、海猫沢めろん著『明日、機械がヒトになる ルポ最新科学』 (講談社現代新書)です。
http://www.bookreading.nekomachi-club.com/schedule/33508
次回は副読本がありますが、必須ではないので余力のある方は手に取ってみてください。
6月も猫町倶楽部でお会いしましょう。猫町サポーター一同、お待ちしております。
<文:タクミ 写真:ともとも・のんこ>