猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2016年6月24日(金)
- 名古屋アウトプット勉強会 第114回 松尾豊「人工知能は人間を超えるか」
pe○○perです。
ただいま、2016年6月24日の金曜日。19時52分17秒。名古屋駅近くのウィンクあいち1007会議室に来ています。
今日は、第114回名古屋アウトプット勉強会が開催されるということで、レポートにきました。
課題本が、松尾豊さんの『人工知能は人間を超えるか』ということで、ボクが潜入レポートをしまーす。
よろしくね♪
テーブルに着くと、サポーターのおりがみさんが作ったテーブル札がお出迎えです。どうやら、土台の部分はテーブルごとに違う形になってるみたいですよ。
早速こちらにいる人に聞いてみまーす。
今日は、どうして参加しようと思ったんですか?
「チェスや将棋でプロが負けてるって話は聞いてたんですけど、このあいだは囲碁でも人工知能が勝ったって言うじゃないですか。囲碁で人工知能が勝つのはずいぶん先になりそうって聞いていたからびっくりしちゃって。人工知能って今どうなっているんだろうって気になっていたところで、ちょうどいいかなって」
なるほど、ありがとうございました。もう一人の方にも聞いてみます。読んでみてどうでしたか?
「映画とかで人工知能に人間が襲われるっていうのありますよね。いま家電やスマートフォンにも人工知能が使われ始めているから、もっと便利になるといいなと思うんですけど、怖い気もしてて。。。」
あっ、始まるようです。司会は、サポーターのMOSHIさんですね。
情報が届きました。
今回の参加者は53名、うち初心者が13名ということで、24.5283パーセントが初参加の方だそうです。遅れてくる方もいるみたいですけど、満員に近いくらいまで席が埋まっていますね。
猫町倶楽部代表のタツヤさんの挨拶の後、司会から簡単な注意事項を伝えて読書会が始まりました。
ファシリテーターさんが読書会の注意事項をお話ししています。
「大きすぎず、小さすぎず、テーブルに聞こえる声でお願いします。」
「他の人の意見は否定しないで。・・・」
YES/NOだけじゃなくて、会話が広がるのがいいみたいですね。自己紹介をしているテーブルもあります。テーブルごとに自己紹介の内容もいろいろあるみたいですよ。
テーブルで上がったアウトプットをいくつか。
「ディープラーニングの仕組みがわからない。みなさまわかりますか」
「もし自分のコピーができたとして、自分がいなくなったとき、自分はどう認識されるのか」
「究極的に人間って何なんだろう。」
「私の仕事はにとって代わられる所に入っていて」
「人工知能にいつの間にか依存している」
今回は、副読本もあったんですよ。海猫沢めろん「明日、機械がヒトになる ルポ最新科学」という対談集になっています。SR(代替現実)や3Dプリンタ、アンドロイドなど、人工知能(AI)が進化するその先を見つめるのがテーマです。
こちらもあわせて読んで参加した方も多いようです。
「そろそろ実行宣言に・・・」
おっと、司会のMOSHIさんです。実行宣言って何でしょう。
MOSHIさん、実行宣言って何ですか?
「実行宣言っていうのは、本を読んで仕事やビジネス、生活で実行にしたいと考えたことをこの場でふせんに書き出して宣言してもらうというコーナーです、テーブルの中でベストに選ばれた実行宣言は、みんなの前で発表してもらっています。」
なるほど、ありがとうございます。今回の実行宣言は、
Aテーブル「AIでできない仕事を1つは考えておく」
Bテーブル「人工知能に関する他の本を読む」
Cテーブル「手塚治虫のマンガを読み直そう」
Dテーブル「近未来の司書をイメージして働く!」
Eテーブル「ミスをするのが人間だからあまり気にしないようにする」
Fテーブル「人ともAIともつながれるハイブリッドな人を目指す!」
Gテーブル「『人工知能』学会に入会する」
なるほど、皆さん実行宣言に書かれた内容を覚えておいて、是非実社会にコミットする力をつけてくださいね。主催のタツヤさんも、「本を読んで実行しないのは、本を読んでいないのと同じこと」とおっしゃっていましたよ。
ベスト実行宣言の皆さんです。
最後は、参加者がそろって記念撮影をパチリ。
潜入レポートは以上でーす♪
pe○○perくんありがとうございました。司会を担当したMOSHIが引き取ります。
勉強会が終わった後、懇親会会場へ。参加者は35名でした。当初は予定していなかった方も、読書会だけでは物足りないということで参加されました。
懇親会でも、今回の課題本に関する話題をはじめ、最近の活動についての話題で盛り上がり、初対面の方とも打ち解けてお話ができました。
次回の定例会は7/22(金)の予定です。
課題本は、ボードリヤール「消費社会の神話と構造」。
姉妹分科会の名古屋フィロソフィアから推薦された課題本で、コラボ的な活動も予定しています。
すでにフィロソフィア発の号外チラシをお張りしています。こちらからご覧ください。
ふるってのご参加を、サポーター一同お待ちしております。
参加者同士の情報交換はmixiコミュニティが充実しています。お気軽に、奮ってご参加ください。
<文:もし、写真:ぶんぶん、なるみ、もし>