扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

猫町UG(アンダーグラウンド)

  • 2016年7月18日(祝・月) 
  • 第3回猫町UG@名古屋 村田沙耶香「消滅世界」 ゲスト:二村ヒトシ

7月18日(海の日)に、第3回猫町UG名古屋が開催されました。
暑い中、50名以上の方にご参加いただきました。
約半数の方が猫町UG初参加、一体どんな読書会になるのか…。



課題本は、芥川賞を受賞された村田沙耶香さん「消滅世界」副読本は二村ヒトシさんと湯山玲子さんの「日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない」です。著者の二村ヒトシさんが、東京から飛び入り参加。



猫町UGのドレスコードはもちろん仮面



顔も身分も隠すことによって、普段さらけ出すことのない自分をさらけ出せる。 仮面だけでなく衣装にも力が入っています。 8テーブルに分かれて読書会のスタート。



ファシリテーターにしたがって、読書会が進行していきます。どの登場人物に共感するか?ユートピア小説だと思ったか?ディストピア小説だと思ったか?皆さん、それぞれ違った意見なので、話せば話すほど面白いです。初めての方も、ファシリテーターの方がエスコートしてくれるので、心配は要りません。



セックスに関する話も、仮面を着けているからできること。赤裸々な話もできました。自分が思っていることを話したり、他の人が思っていることを聞いたりできるのが、読書会の醍醐味です。同じ本を読んでいるのにさまざまな意見が出るので、とても刺激になります。






副読本の著書の二村さんが、テーブルを回って下さいました。 二村さんからの質問に答えたり、二村さんに質問したりと、普段あまり話すことのない奥の深い会話が飛び交う有意義な時間となりました。

読書会の最後に、各テーブル毎にベストドレッサー賞を決めました。



仮面だけでなく、衣装も凝っていて、皆さん素敵でした。
手作りしたりと、気合い入ってますね。
受賞された皆さん、おめでとうございました。


読書会の後は、懇親会です。
二村さんに登壇していただき、猫町倶楽部代表のタツヤさんも交え、苺さんの進行で『ドキッ♡意識調査』というゲームをやりました。

携帯電話を使って投票するゲームです。赤裸々な質問もありました。
『異性を好きになったことがありますか?』
『セックスの経験は二桁以上ですか?』
『父親を憎んでいますか?』というような、お酒が入ってないと答えにくい質問もありましたが、匿名で誰が答えたか分からないようになっているので、気兼ねなく参加していただきました。とても盛り上がりました。





そろそろ終わりの時間が近づいてきました。
関東、関西、九州から遠征してきた方もいらっしゃいました。
ありがとうございました。

名残惜しく帰途につく方もいらっしゃいましたが、お時間の許す方は、三次会会場へ。
猫町UG以外では話せないようなきわどい話から、好きな本や映画の話で盛り上がりました。二次元の話でも盛り上がっていたのでしょうか。
明日も仕事、という方がほとんどでしたので、名残惜しいと思いながらも、帰途につきました。
今回は、猫町の参加歴は何度かあっても、猫町UGは初参加という方がとても多くいらっしゃいました。
皆さんの楽しんでいる笑顔がとても印象的でした。
次回も是非ご参加下さい。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
そして、このレポートを読んでいるまだ参加したことのないあなた、未知の自分と出会えるかも。

まだ猫町倶楽部に参加したことのない方や、参加歴の浅い方には猫町倶楽部の全てがわかる!ビギナー限定イベントがあります。
猫町UGの課題本は植島啓司「官能教育」です。
是非、ご参加をお待ちしております。

mixiにコミュニティがあります。猫町UGに興味のある方は、この機会にご入会下さい。コミュニティならではの募集企画などもあります。コミュニティはこちらです。
(写真:寺ちゃん、文:こころ)

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