猫町倶楽部

２０１７年２月２６日よく晴れた日曜日の午後、第８６回　東京文学サロン月曜会定例会・遠藤周作著『沈黙』の読書会が、代官山『チャノマ』にて開催されました。今回の課題本は映画化もされ話題を呼んだ作品。読書会はいつも以上に盛況でした！


会場は代官山のおしゃれなカフェレストランです。今日はどんな読書会になるのでしょう？


『よくばり読書会』の様子です。定例会（読書会）開始前に有志で集まりプレ読書会を行います。この後の読書会の楽しみが深まると好評です。


さていよいよ読書会の開始です！どんな意見や感想が飛び出すのか楽しみです。


「信仰と神の沈黙」という重厚なテーマだけに、ときに皆さん考え込んでしまい文字通り「沈黙」してしまう場面も…
神は存在するのか、そもそも神は人間が作り出したもの？なぜ当時の日本にはキリスト教が根付かなかったのか？…など話の切り口によっていろんな議論ができる今回の作品。話すうち主人公だけでなく他の登場人物への思い入れも深まり読書会はいよいよ盛り上がっていきます！


読書会では一人では決して味わうことのできない読書体験ができます。本好きの仲間とはいくら話しても話したりないのですが、ここで読書会は終了。
お次は恒例のベストドレッサー賞の選出となります。今回のドレスコードは『赤』　皆さん趣向を凝らした個性的なファッションで臨みます！


ひとくちに赤といっても洋装だけでなく和装や仮面など、皆さんそれぞれ趣を異にした赤を取り入れバラエティーに富んでいて素敵です。『沈黙』という題名からは想像できないくらい読書会が華やかなものとなりました！


ベストドレッサー賞の選出が終わると告知タイム。猫町倶楽部では月曜会文学サロンのほかさまざまなタイプの読書会が開催されています。また定例会（読書会）以外にも課外活動と称してユニークなイベントが多数企画されメンバーの交流がさかんに行われています！


懇親会の時間です！話したりんと課題本について語るもよし。読書会の後ではひときわ会話も弾みます。参加者同士の交流が楽しいひと時です。


本好きの仲間との交流には話題は尽きません。楽しい宴もあっという間にお開き。読書会、懇親会ともに大いに盛り上りました！「語り足りない」とこの後３次会へと繰り出す参加者の方も多数いらっしゃいました。

次はどんな読書会になるのでしょう。みなさんと定例会でお会いするのを楽しみにしております！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カメラ：スイ・ ノード　　文責：こじろう