猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2017年3月29日 読書会19時~ 懇親会21時25分~
- 名古屋アウトプット勉強会 第123回『7つの習慣―人格主義の回復』
3月29日(水)、第123回アウトプット勉強会がウインクあいちにて開催されました。参加者は29名でした。
今回の課題本は猫町倶楽部でも過去2回取り上げられているスティーヴン・R・コヴィーの「7つの習慣―人格主義の回復」です。3回目のリバイバル読書会となったためか、「何年ぶりかの参加になります」といった方が多かったです。皆さん、年度末で忙しい中、ご参加ありがとうございます。
主催者のタツヤさんから「この本を最後まで読んだことのある人はどれぐらいいますか?」という質問に会場内では多数の方の手が挙がりました。前回参加したことのある方の中には「完訳版は初めて・・・」という方もいらっしゃいました。「漫画版は読んだよ。」「正直、7つの習慣って検索するとヒット数が多すぎて、どれがどれだかわからない。」多くの方が以前からこの本に興味を持っていらっしゃったみたいです。
広く親しまれている本だということをアウトプット前に再確認し、それぞれのアウトプットをスタートさせました。
まず始めに前回、参加された方からアウトプットを始めました。「実は前回、前半は書いてあることに納得できたんだけど、後半は全然わからなかった。でも今回、読んで納得する部分が多くなったので、自分が前より成長していることが実感できた。」
同じ本を読み返すことで自分の成長を実感できるのがリバイバル読書会の良いところだと実感した瞬間でした。
「WIN-WINの関係って言葉、以前は会社の研修でよく使われていたんだよね。あの時は言われても、使い方がわからなかった。」
「スキルがあっても、人格がなきゃダメってことなんだよね。内面の有無で全然違う」
7つの習慣を読んでそれぞれ思うことあったようです。
「刺激→反応の間に選択を挟むことは難しい。やっぱり感情が入ってしまうと『選択する』という考えを自分が持つことが難しい。でも、それ選択の幅を狭めているから勿体ないんだよね・・・」
「人と話しているときに多いですが、私は『あの人だったら、どうするかな?』『こう言うかな?』って考えるようにしてる。」なんて仕事の悩み相談みたいな感じになっているテーブルもありました。
アウトプットの最後は実行宣言です。前回、参加者の方から「自分が書いた実行宣言を持ち帰りたい」との希望があり、何人か方が持ち帰られました。手帳などに貼って、何回も繰り返し見ながら、自分自身の指針にしていただきたいと思います。
最後に全員で集合写真を撮影しました。新装版を持っていた方に旧版を持っている方が「そっちの装丁のがかっこいい!」と羨ましがる場面も見受けられました。長年、愛されるビジネス書ならではの感想ですね。
懇親会会場に移動したあとは、課題本で話し足りないことを話し合うとともに、新年度が近いということで「この機会に7つの習慣を実践する!」と決意した方も多数いらっしゃいました。日々の手帳の使い方、他に訳されている7つの習慣の本の紹介…。お互いに切磋琢磨する姿が印象的な懇親会となりました。
次回の名古屋アウトプット勉強会は4月28日(金)19時からです。課題本はユヴァル・ノア・ハラリ著「サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福」上・下巻 です。また、5月7日(日)に猫町ビギナー限定イベントも開催します。課題本はP・F.ドラッカー「プロフェッショナルの条件」です。多数のご参加をお待ちしております。
文 りお 写真 わとう