猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2017年04月23日 (日) 受付開始16:00 読書会16:30~19:00
- 第88回 東京文学サロン月曜会 芥川龍之介「羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 外十八篇」
第88回 東京文学サロン月曜会 芥川龍之介「羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 外十八篇」(文春文庫) は4/23(日)に代官山 chano-maにて開催されました。
参加者は79名、うち初参加の方が11名いらっしゃいました。
受付開始時間前、「欲張り読書会」がスタートします.
読書会の時間だけでは話し足りない!と意気込んでいる方、読書会前に雰囲気に慣れるためリハーサルのような気持で臨まれる方、あるいはたまたま時間が空いていた方など様々な人が集まり、大変盛り上がりました。
そして16:30より読書会の始まりです。
日本近代文学を代表する作家、芥川龍之介。
「羅生門」や「蜘蛛の糸」、「トロッコ」といった作品は教科書で習った方も多いのではないでしょうか。
参加者の中でも、今回あらためて読んで感じた印象の変化や、当時は気付かなかった文章の美しさなどの「発見」について多く話し合われていました。
また、各参加者には質問カードが配られ、それぞれが疑問に思っていること、話題にしたいことを書き込み、司会進行役の方がそれを集めて話題にしていきます。その為、初参加・ベテラン問わず活発に意見が交わされました。
読書会終了後にはベストドレッサーの選出が行われます。
今回のドレスコード、テーマは「春」でした。
春らしい爽やかな色を身に纏っている方、鮮やかな花柄の方、意匠をこらした小物で勝負する方などそれぞれの「春」を表現しております。皆様、素敵ですね!
そして引き続き同会場にて懇親会が始まりました。
食事をしながらリラックスした雰囲気のもと、会話が弾んでいきます。
また、今回は特別企画として「AKT(芥川)総選挙」を実施しました!課題本中の短編21作品の中から人気投票を行い、その結果を懇親会中に発表。
結果は「1位 地獄変 2位 藪の中 3位 河童」でした!
発表を受け、再び課題本についての話題が沸き上がり大盛況の懇親会となりました。
次回の月曜会は5月28日(日)、課題本は吉田健一「金沢・酒宴」(講談社文芸文庫)です。
お申込みはこちらから。
皆様のご参加、お待ちしております。
記:ノード 写真:こじろう・セワシ