猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2017年7月5日(水曜日) 受付開始 19:00/シネマテーブル 19:30~
- 東京シネマテーブル 第36回「メッセージ」
東京シネマテーブル 第36回定例会の課題映画はドゥニ・ヴィルヌーヴ監督「メッセージ」。公開開始から1ヶ月以上が経っており、上映を終了する映画館も多い中、2017年前半のまとめとして、この映画を語らずにはいられない…!と、サポーターたちで推させていただきました。
公開館数減の危惧もありましたが、蓋を開けてみれば、初参加の方10名を含む【67名】のお申し込み。会場である「ザ ギャンゲット バイ モジャ/ THE GUINGUETTE by MOJA」のメインホールとVIPルームがいっぱいになる大賑わいで、アツく「メッセージ」について語り合う会となりました。
東京シネマテーブルで毎月恒例としている「今月のおやつ」。
映画に登場した、もしくは映画からイメージしたお菓子を各チームにお出ししていますが、今回は言うまでもなく「ばかうけ」!…それから、味のバランスを考えて「チョコレートがけ柿の種」を。
ポスタービジュアルにもなった宇宙船のデザインが、「ばかうけにそっくり!」とTwitter等で話題になったネタですが、それを受けてか、ヴィルヌーヴ監督が来日中のインタビューで「ご推察の通り、“ばかうけ”に影響をうけた。本当だよ」というジョークを言っていたことでも有名ですね。
監督のチャーミングなお人柄が伺える、すてきなエピソードでした。
いつもは女性の参加者が多く、男女比が1:2くらいの割合になることもある東京シネマテーブル。今回は、語る要素も多い硬派なSF映画ということもあってか、きれいに男女半々となる比率でした。
ネタ的なおやつで各チームがあたたまる中、映画トークが進んでゆきます。
「自分が未来を分かったら、皆さんどうします?」と質問する方。
「宇宙人や宇宙船の造形が面白いデザインですよね」とデザインに着目する方。
「あの原作をこんな感じに映画にするのか~」と、原作であるテッド・チャン著「あなたの人生の物語」を読んだ上で参加された方。
「ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督いいですよね、ブレードランナー2049が楽しみ!」と、ヴィルヌーヴ監督の次回作にも注目している方…と、各チームの話もさまざまでした。
21時まで話したあとは、お食事が出る懇親会の時間。カウンターに、サラダやハムや肉料理、ポテトにピザなどがたくさん並びます。
お食事が落ち着いた頃に始まるのが、好きなテーマごとに分かれて話す「ラウンドテーブル」の時間です。今回のテーマは「最近観た映画・これから観たい映画」「話題の映画:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「SF映画」の3つ。
SFテーブルでは、古典名作から新作まで幅広い作品のタイトルが上がり、ガーディアンズ席では、ややアンチ寄りの方があえて参加して、ファンからお勧めを聞くなど…。どのテーブルもたいへん盛り上がりました。
次回の定例会は8月9日(水)開催。課題映画は、ポン・ジュノ監督の最新作で、Netflixオリジナル映画となる「オクジャ/okja」です。
サイトでの募集も始まっていますので、詳細・お申し込みはこちらのページへ。
http://www.bookreading.nekomachi-club.com/schedule/46483
▼Netflix「オクジャ/okja」は、PC・スマートフォン・タブレット等でいつでもご覧いただけます
https://www.netflix.com/title/80091936
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
来月もまたシネマテーブルでお会いしましょう。
(文責:マサト・yossy / 写真:yossy)