猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2017年9月20日(水) 受付開始19:00~ シネマテーブル19:30~
- 関西シネマテーブル 第7回『新感染 ファイナル・エクスプレス』
秋めく2017年9月20日(水)、心斎橋ラポーティアで第7回シネマテーブルが開催されました。
課題映画は『新感染 ファイナル・エクスプレス』
昨年春の第69回カンヌ映画祭「ミッドナイト・スクリーニング部門」にてプレミア上映され絶賛を受け
その後各国で大ヒットを記録しています。
邦題の通り新幹線×ゾンビのノンストップサバイバルムービーです!家族愛とホロリもあるよ!
司会からこの回のルール「人の意見を否定しない」がアナウンスされます。
各テーブルにも司会進行役のファシリテーターが配置されています。
小腹が空く時間帯ですよね。ラポーティアさん特製の軽食が登場しました。
今回はホットドッグとおなじみのたまごサンド!このたまごサンド、やみつきになるおいしさです。
参加者が思い思いに映画について語る時間が始まりました。
映画鑑賞はある種、誰かの人生の追体験という面を備えていますが
今回の課題映画では特に主人公達を身近に感じた方も多かったのではないでしょうか。
どこか非日常間のあるハリウッドのゾンビものとは違って、
舞台となるのは街並みや儒教的価値観等、日本と共通点も多い隣国です。
登場人物が新幹線の中で逃げ惑う様子を観ていると
「私ならこんな場面でどうするだろう」と考えさせられました。
「映画館の帰り道、電車に乗ったら満員で皆押し合いへし合いしていて、あのシーンを思い出した」
なんて方もいました。その気持ちめっちゃわかります。
キャラ設定はカップル、妊婦、やたら強い兄貴分、などゾンビ映画のお約束を踏襲してわかりやすく
それでいて銃社会でないためおなじみのヘッドショットが使えないことと
走行中の列車という限定的な状況を活かした魅せ方が上手く引き込まれたという分析もありました。
発表会の曲がなぜアロハオエなのかという疑問から、スアンはハワイ旅行に行きたかったのでは?
という仮説まで飛び出しました。劇中では必要最小限の人物描写なのに、余白を想像させてくれますよね~。
ちなみに監督はアニメ畑出身で、今作が実写デビューだそうです。
クールでちょっと傲慢、でも娘思いなファンドマネージャーソグ派か、
武闘派だけどお嫁さんにはめっぽう弱いサンファ派か、なんて映画女子ならではの話題も盛り上がりました!
楽しい時間はあっという間に過ぎて……。
懇親会の話題映画は『ダンケルク』
クリストファー・ノーラン監督の最新作です。
戦場ドキュメンタリーのようなひりついた緊張感がありましたね。
まずはエキスポシティのIMAXは臨場感がとにかくすごい!という話題から。
当時の時代背景や英空軍の成り立ち等、様々な角度からの視点がありました。
ノーラン監督の別作品についても話題が広がりました。
会場にはいつも以上に楽しそうな笑い声が響いていたように思います。私も楽しかったです。
サポーターが作ったテーブル資料とテーブル札の写真もチラリ
大盛り上がりで幕を閉じた第7回シネマテーブル
次回、10月22日(日)の課題映画は3人の黒人女性たちが抱いた夢の物語「ドリーム」です!
お申込みはコチラから!
サポーター一同、会場でお待ちしております♪
文:いよ/写真:椎名