扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

東京文学サロン月曜会[文学]

  • 2017年9月24日(日) 受付開始16:00 読書会16:30〜18:30
  • 第92回 東京文学サロン月曜会 大岡昇平「野火」

第92回 東京文学サロン月曜会 大岡昇平「野火」は9/24(日)に代官山 chano-maにて開催されました。
参加者は62名、うち初参加の方が16名いらっしゃいました。




受付開始時間前には希望者による「欲張り読書会」が始まります.




読書会本番前に雰囲気に慣れたい方、話したいことを整理したい方、読書会の時間よりもっと話がしたい方などが集まり大いに盛り上がりました。

そして16:30より読書会の始まりです。



読書会ではまず、各グループごとに猫町参加歴3回以上の方の中から、司会進行役のファシリテーターを決めます。
お互いの自己紹介が終わったら、早速課題本の話へ。各テーブルには、質問カードという白い紙が配られているので、それぞれが疑問に思っていることを書き込み、ファシリテータがそれを取り上げて話題にしていきます。
今回の課題本、「野火」は戦争という極限状況の中で生き延びていく主人公を描いた作品。
「人を殺すこと、人を食べることの違いとは」「作品中で野火が表すものとは?」「主人公は狂っているのか?」など様々な話題が飛び交いました。


読書会終了後にはベストドレッサーの選出が行われます。
今回のドレスコード、テーマは「十字架」でした。
十字架のアクセサリーやブックカバーから、服全体で十字架を表していたり、など皆さん様々な意匠を凝らしております。
読書会中でも各々ドレスコードをどうしてきたかという話題で毎回盛り上がります。





そして引き続き同会場にて懇親会が始まりです。
ビュッフェスタイルにて、美味しい料理とお酒も交えつつ参加者の親睦が深まっていきます。








懇親会中には「猫町古書店」なるブースも出現。
それぞれのオススメの本を持ち寄り、交換することで参加者の読書の輪も広がります。





次回の月曜会は10月29日(日)、課題本はフィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」です。

お申込みはこちらから。

皆様のご参加、お待ちしております。

記:ノード   写真:やまちゃん・真珠

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