猫町倶楽部

10月27日、名古屋駅近くのウインクあいちにて第130回目の名古屋アウトプット勉強会が開催されました。前回に引き続き、今回も満員御礼の54名です。最近、当会も参加者が多くなり、様々な人との交流が活発になっています。

 

  今回の課題本は入山章栄 著「ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学」』です。

 この本は『ハーバード・ビジネス・レビュー』読者が選ぶベスト経営書２０１６で第１位になった本です。課題本が発表された時点では、「ビジネススクールで学べない経営学って何？」と、疑問と興味でこの本を手にされた方も見えたそうです。



 今回はハロウィンが近いからか、いつものアルファベットのテーブル札ではなく、ハロウィン風のテーブル札です。ジャック・オー・ランタンやコウモリが可愛いですね。

 このテーブル札は終了後、参加者の方は持ち帰ることができます。持って帰った方、見えますか？

 

さて、読書会では開始から各テーブルで活発なアウトプットが行われました。

・今回の本を読んで「うーん」と今の仕事の悩みを、また考えさせられた。      

・職場に根回しオヤジが欲しい。本の記載にあるチャラ男とのコンビもいいけど、この二つの役割が一人でできる人に憧れる。

・なにかのイベントごとをやるとき、根回し大事。ホント大事。チャラいだけじゃダメ。でもチャラくないと広がりがでないし、閉塞感がでるので気をつけなきゃ。



・経営学における事業評価の考え方である「リアルオプション」の話は割と身近にも応用できるかも。

・自分は開発の現場にいる人間だが、失敗に関しての章はいろいろと考えさせられた。うちの会社ももっとチャレンジしやすい環境ならなぁ。

・私の職種は一つの仕事場に原則一人。だから、それぞれが強みを生かすのも大事だと思っていたけど、誰がどの強みを持っているか知って、それをつなぐことが必要だと思った。

・タバコ部屋には休憩以外の役割があったと初めて知った。自分はタバコが吸えないから無理だけど、それに代わるものがあるといい。



・知見が蓄えられて学問が発達していくのは、自分の携わる仕事での研究と、経営学とでは特に変わりがないのだと思った。

・世界最先端というところで身構えたけど、その言葉から受ける印象とは違った印象だった。

・今までビジネス書って自分には雲の上みたいな話ばかりだったけど、これは自分にもわかりやすいし、ビジネスじゃなくて私生活でも実践できるのではないか。



 

各自のアウトプットの後、当会では読んだ本から学んだことを生かしてもらうことを目的に、それぞれのテーブルで実行宣言を書いてもらいます。今回の実行宣言を一部ご紹介します。

 「リーダーシップとは何かを考えます！」

「自分に直接関係なさそうな経営学にも興味を持ち、経営を考えている人の考えていることを想像してみる」

「イメージ型の言葉を使って、チラシ・HPを作る」

「社外とコラボし、知の探索、知の深化を起こす」

 「石橋を壊す前に判断させる資料をつくりたい」

「社会の荒波に負けないようにこの本を何度も読んでベストな生存戦略をとれるようにがんばる」

「トランスフォーメーショナル・リーダーシップを科学する」

「リアルオプションで新しい事にトライしたい。天敵おそれずに」

 この読書会が終わった後、みなさんはこの実行宣言にあることを実行されていると思います。

 そして、会が終わった後は司会による今後の読書会の案内がありました。



 読書会後は、ウインクあいち前にあるブリティッシュ・パブ「HUB」へ移動して、懇親会です。一部のテーブルでは次回の課題本についての声が聞こえてきました。



 さて、次回、131回目のアウトプット勉強会は11月24日（金）19時から行われます。

場所はウインクあいちです。課題本は、今年ノーベル経済学賞を受賞した、リチャード・セイラー「実践　行動経済学」です。懇親会場ではサポーターも話題にしていました。

 

中央の二人は「…読めるかな？」という顔をしています。みんなで読めば難しい本も読了できます。

アウトプット勉強会は最近、満員御礼が続いております。早めの申込みをよろしくお願いします。

申し込みはこちら

http//www.nekomachi-club.com/schedule/49706,


アウトプット勉強会では、ただいま新サポーターを募集しています。

詳しくはmixiの「猫町倶楽部 名古屋アウトプット勉強会」の該当トピックをご覧ください。

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 ちなみに現在のアウトプット勉強会のサポーターは、こんな感じで活動しています。

 

  弾ける笑顔！楽しそうだと思いませんか？是非、立候補をお待ちしています。

  (文:りお　写真：ｔｔ、わとう)