猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2017年11月29日(水) 19:30~21:00
- 名古屋シネマテーブル 第87回『ブレードランナー2049』
11月29日(水)、名古屋シネマテーブル 第85回定例会が開催されました。
課題映画は『ブレードランナー2049』。
初参加の方の中には、
「30年前から好きな映画だから、不安はあったけど、どうしても話したくて」
とおっしゃる方も…
わかります!でも、詳しくなくても問題ないし大歓迎の会なんです。
実際私もあまり詳しくないです。次回も是非!
伝説的な前作から35年。反響の多さが参加者の多さでしょうか。
古参のファンも、ライトな映画好きも含めて総勢69名、2会場に分かれてスタートです。
コカコーラの缶を模したJOYちゃんのテーブル札かわいいですね。
まずはファシリテーターを決めて、自己紹介、映画の感想を一人づつ話します。
「最初、ブレードランナーをリブートすると聞いて不安しかなかった。ドゥニ・ヴィルヌーヴって誰?ってなったけど、
『メッセージ』を観てこれはいける!と思って観たら、かなりいけていた!」
という意見に共感の声が広がります。
「デッカードやガフが出てきて震えた」
「レイチェル似すぎ!」「あれはそっくりな人を見つけてきて本人が演技指導したらしい」
「前作の要素を因数分解してまた解いたみたいな作品」
「ラブとKは似ている。どちらも自分が特別だと思いたい」など、話は尽きません。
ほかのテーブルも「まあまあ良かった」と「すっごく良かった!」という評価が多かった模様です。
ほかにも、「もしジョイがあったら買うか?誰にカスタマイズするか?」「私はジュード・ロウにする!」
などのやりとりが聞かれました。わたしはキリアン・マーフィーがいいですね…
4月に美少女を模したAIが秘書のようにサポートするiphoneアプリもリリースされるのだとか。
35年前や今作を引き合いにテクノロジーの進歩を語る場面もありました。
一方で、なぜ解きモードに入ったテーブルでは、
「最初の瞳のカットはレイチェルだ」「いや、ロイでは?」
「デッカードの娘が泣いていたのは、自分の記憶を見たから。Kは後になってそれに気づいてデッカードと引き合わせた」
ほかの人の意見で新たな解釈を得たり、疑問を話してスッキリ解決するのも、シネマテーブルの面白さのひとつですよね。
関連作品としては下記のようなタイトルが上がっていました。
・『メッセージ』同じ監督の前作
・『her/世界でひとつの彼女』人工知能と人間の恋
・『ガタカ』岸に向かって2人が泳ぐシーンが似ている
・『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』色合いが似ている。木が珍しい世界なので
・『スクランブル』ジョイ役の人が出ている
また、原作小説フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』については、
月曜会で読書会が開催されました。そのときのレポートはこちらです。
21:00に定例会は終了。エレファントネスト組に合流し懇親会のスタートです。
みんなで乾杯!
お酒が入るとまた映画の話に花が咲いちゃいますね。
今回の懇親会話題映画は『ドリーム』。
女性を中心に、大勢の人で盛り上がります。
懇親会は、居たいだけ、居れるだけの自由解散。
明日も仕事の方がほとんどです。でも残る人は終電まで残るんですね(笑)
☆☆☆ ≪今月のmotty≫ ☆☆☆
motty「今日の名札は、LEDのネームプレート!ブレランっぽいだろ?自分で文章を入れられるんだ!」
とみー「すごい!どこで買ったんですか?」
motty「アマゾンで1500円。今日のTシャツはATARIだよ。アメリカのゲーム会社なんだけど、なぜだかわかる?」
とみー「劇中の背景に広告が出てたから?」
motty「A☆TA☆RI☆」
※この会話はフィクションです
それではまた、名古屋シネマテーブルで会いましょう!!
文章:とみー
撮影:名古屋シネマテーブルサポーター