猫町倶楽部

１月２０日、新年最初の開催となる第９３回 関西アウトプット勉強会が開催されました。
今回は課題本である『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』の著者の一人、是枝俊悟さんをゲストにお招きしての開催。

いつもより広い「ドルフィンズ 堺筋本店」さんを貸し切っての開催でしたが、収容人数ギリギリの総勢76名(初参加17名)の方に参加いただきました。
おかげさまで関西アウトプット勉強会史上最多のイベントとなりました。参加下さった皆様、本当にありがとうございました。


今回の課題本は2016年にブームにもなった『逃げるは恥だが役に立つ』を題材として、多様化する結婚の形や主婦の労働価値を紐解く一冊です。
作中で主人公のみくりは家事労働に対して月１９．４万円の給料を受け取っていました。
課題本ではこの給料の計算方法を明かした上で、子供が生まれた場合の育児も含めた家事労働の給料を計算しています。

参加者の皆さんは課題本を読んでどのように感じたのでしょうか。
各テーブルに分かれて読書会が始まります。


読書会の間は是枝さんが全テーブルを回り、参加者の質問に回答して下さいました。
本を読んで感じた疑問を直接著者に聞くということは、滅多にないとても貴重な経験ですね。


読書会の後は是枝さんから『結婚の経済学』について、著書に書かれていないことも含めてレクチャーしていただきました。
私個人的には「男性が育休を取得しても、会社側から残ってもらいたいと思われるように仕事で価値を出すべき」というお話が印象に残りました。

逃げ恥本編、課題本、読書会とレクチャーを通じて、結婚に対する考え方が変わった方も多かったのではないでしょうか。


その後の懇親会にも是枝さんには引き続きご参加いただきました。
「amazonや読書メーターのレビューは全て見ているので、是非意見や感想を書き込んで欲しい」とのこと。著者として真摯に読者の声を聴こうする姿勢が印象的でした。
お忙しい中最後までご参加いただき、本当にありがとうございました。


さて次回は２月２４日(土)、場所はちゃやまちアプローズタワーの会議室で開催します。
課題本は読書猿著「アイデア大全」、「問題解決大全」の２冊のうち１冊を選んでいただきます。(申し込みはこちら)

どちらを選ぶか悩むところですが、悩んでいる間に申し込みが締切になってしまわないようお気をつけください。
初めての方も、そうでない方も、皆様のご参加をお待ちしております。

（文：ツバサ　写真：ゆゆ）