扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

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関西アウトプット勉強会[ビジネス]

  • 2012年9月29日 
  • クリステンセン「イノベーションのジレンマ」【関西アウトプット勉強会 第29回】

関西アウトプット勉強会第29回 9月定例会にご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

課題図書は、クリステンセンの『イノベーションのジレンマ 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』 です。1997年にハーバード・ビジネス・スクール教授のクレイトン・クリステンセンクリステンセンがアメリカで出版、2000年に邦訳も出版され、破壊的技術のフレーズとともに現在に至るまでビジネス戦略に大きな影響を与えている名著です。

今回の参加人数は、39名。ビジネス書に躊躇されることなく、今回も文系理系、男女を問わす多くの方に参加いただきました。

定刻の18:30、主催者のタツヤさんの発声で会は始まりました。

読書会のルールは“人の意見を否定しない”のみ。5つのグループに分かれ、自由な情報交換が進行役のファシリテータを中心に7~8名で語り合いました。

それぞれの自己紹介が終わった後、率直な感想から少しずつ本題へ入っていきます。

第一部での内容、優良企業が失敗する理由では、

巨大企業が新興企業に敗れる原因は経営者の怠慢や技術トレンドの見極めに失敗したのでなく、優秀な経営者が株主や顧客の要求に応えて合理的な判断をした結果であるとして、多くの事例によって説明されています。これまでのビジネス本というと取っ付きにくい印象もありますが、クリステンセンの説明はシンプルで腑に落ちるものでした。

後半から第二部の内容、破壊的イノベーションへの対応に移っていきます。

では、市場を失わないために、新興企業の挑戦をいかに退けるのか?

新興企業として、いかに破壊的技術を判断し生み出すか?

メンバー個人の具体的な事例を基に理論を考え、議論を深めていきます。

 

やっぱり、いろんな人に話を聞いてもらったり、意見を聞いたりするのって勉強になります。

 

2時間強の討論時間ですが、各々の意見に耳を傾けながらあっという間です。

ここで新たな気づきや不完全燃焼でもっと話したかったメンバーは後日立ち上がる話したりん!に記入してもらっています。

課題本について楽しく語り合った後は、さらに交流が深まる二次会です。二次会も○○名参加と盛況でした。

お酒や料理を囲んでの二次会、ひとつのことをやり遂げた達成感を共有できるので、参加されるとさらに仲良くなれます!こういうつながりがあると、また次回も参加しようというモチベーションにつながるようです。

 

次回のお知らせですが、

来る10月13日には京都で、名古屋アウトプット勉強会との合同イベントがあります。ゲストは『日本辺境論』他多数の著書をお持ちの内田樹さんです!!

主催者のタツヤさんはじめ、いろいろな職種、年代のメンバーが参加されているので、さまざまな意見が飛び交い、新たな視点で物事が考えられるのもこの会の魅力の一つです。

初参加の方は毎回20%程度おられるので初めての方も安心して来ていただけます。興味のある方のご参加、お待ちしています!!

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