猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2018年5月23日(水) 受付開始 19:00 開始時間 19:30~
- 関西シネマテーブル第14回『ザ・スクエア 思いやりの聖域』
「最近、涙した!最近、笑えた!最近、幸せな気分になった!ある映画を見たら。」
そんな体験をした皆さん、関西シネマテーブルにようこそ。あえて平日の水曜日、仕事帰りのひととき「嬉しい!楽しい!大好き!」を話しに来ませんか?
ふらっと課題映画をみて、ぽちっと参加申し込みをし、ポンっとカフェの扉を開けてください。
今回の課題映画は『ザ・スクエア 思いやりの聖域』です。私は見たあとは?でいっぱいの感想でした、こういう映画こそ皆さんがどんな思いを持ったのか気になるところです、だって第70回カンヌ国際映画祭で最高賞を獲得しているのですから。
どこら辺が皆さんの心の琴線に触れるのでしょうか、シネマテーブルが待ち遠しいですね。
映画では、「あなたは人を信じられるか、信じられないか」“思いやりの聖域”という近代芸術作品を軸に物語が展開していきます。
はてさて、映画を見た皆さんの許容範囲はどこまでなのでしょうか。
「あなたは財布と携帯が落ちていたら、持ち主に返しますが?」司会の問いかけとともにスタートです!
課題になったから見たという人も多く、普段なら出会わないような名作を見て考える、解釈は観客にゆだねられる内容です。
この映画に出てくる、あなたに許容範囲はどこまでか。
実社会の中で思いやりの聖域は必要か。
移民の少ない日本人はわかりにくい内容ではないか、欧州の目線でないと実感できないのではないか。
ふむふむ、皆さんそんな事を感じてみてたのですね。見て、あーすっきりという内容ではないですが、その分参加して気づきは大きい作品です。
実際に美術関係のお仕事をしている方の意見、法律、制作国北欧の社会情勢まで話は広く展開していきます。
勿論、ここが楽しかった、笑えてという感想もOKです★
笑って考えて、課題映画の話合いが終了後は懇親会にうつります。
今回の懇親会テーマは「お気に入りの映画」「フリートーク」「話題映画」の3テーブルです。
今回の「話題映画」はスティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『レディ・プレイヤー1』です。
『ザ・スクエア 思いやりの聖域』とは正反対の作品ではないでしょうか。25年後の未来を描く、音楽映像ともに迫力のある映画です。
ゲーム世界での課金制度、リアルとの付き合い方、これを見れば全て解決!
アカデミー脚本賞を受賞した『ペンタゴン・」ペーパーズ』と同時並行して作成されたこの映画、御年70代のスピルバーグ監督に圧巻です。
好きなものを話す時の熱量はすごいもので、同時に2人が話始めて譲りあうシーンも何度か見られました。
いやあ、映画って本当にいいですね!
次回の開催日は6月27日(水曜)
19:00~受付開始 、課題映画は「vison」です。
『あん』『光』の河瀬直美監督が放つ渾身の一作、
ひとがひととして、聖なる大地で生きることに真正面から向き合う、いのちの物語。
公開は6月8日(金)からです。
初参加の方も、久しぶりの方も、毎回参加していただいている方も楽しい時間をともにすごせるよう、お待ちしています!
文章:あきちゃん 撮影:インド・」MIKOTO