猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2018年9月5日
- 月曜会名古屋会場 鴨長明『方丈記』
2018年9月5日(水)、世の無常を感じたり感じなかったりする人々が続々とKAKO柳橋店に集まってきます。
今回の課題本は鴨長明『方丈記』。人の世の無常を描いた、日本三大随筆の一つです。約40名の隠者が揃ったところで読書会スタート!
猫町倶楽部のルールは「他人の意見を否定しない」こと。
それさえ守れば、何を話しても大丈夫です。(課題本への否定的意見だってOKなのです)
課題本を中心に、自分の意見や経験を語ったり、各テーブル様々な話題が出ました。
「目で読むだけでなく、口に出して読むことで、より文章の美しさがわかる」
「鴨長明のミニマリスト的生活スタイルに共感したから、興味深く読めた」
「有名な本だけど、正直何がすごいのかわからなかった」
「中身は深いようでどうってことないよね。当時の老人がみんな思っていただろうことを、名文で書いてるから残ったのでは?」
「長明の隠遁生活は中途半端。俗っぽさを捨てきれていない。そういう人間臭さが読み継がれてきた理由だったりして」
「出版社によって解説の有無、詳細さがかなり違う。草案の見取り図が書かれていたり、時代背景に触れている版を読むと、より楽しめた」
自由な意見が飛び交い、解釈が広がるのが読書会の醍醐味ですね。
今回のドレスコードは「無常」。
仏教をイメージしたり、うたかたの泡で表現したり、皆様の思い思いの「無常」が見れました。
鴨長明は隠遁生活を描いていましたが、みんなで集まって語らったりお酒飲むのも楽しいよね!ということで読書会のあとは懇親会へ!!
読書会では違うテーブルだった人と交流したり、
最近読んだ本やら映画やらの話をしたり。
読書会を通して、人の輪、興味の輪が広がっていくのが楽しいですね!
皆様のご参加を、サポーター一同お待ちしております!
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文責:おぜみさ
写真:Yu、名古屋月曜会11期サポーター