猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2013年02月22日(金曜日) 19:15~21:30
- 三宅秀道「新しい市場のつくりかた」【名古屋アウトプット勉強会 第74回】
2013年2月22日、第74回名古屋アウトプット勉強会。
課題本は三宅英道「新しい市場のつくりかた」読書会には78名の参加者が集まりました。
今回はなんと著者の三宅英道さんがゲストとして参加!!
入試シーズンの多忙な中、参加していただきありがとうございました。
最初に三宅先生から挨拶をいただきます。
このあと、1チーム7,8人に分かれてのアウトプット。
三宅先生には2チームごとにまとまって各テーブルを回っていただきました。時間の制約もあり、1テーブル15分ほどしか時間がとれませんでしたが、著者の生の声が聞ける貴重な機会でした。
この本は構想18年(阪神・淡路大震災の頃に着想)、執筆5年半という長きにわたって書かれた三宅先生の集大成であること。この本は経営学の本流ではないとのこと。不安を感じながら、勇気ひとつで書いたこと など、一言一言絞り出すように語ってくださいました。
読書会で出てきた意見では
「値段以外の付加価値をどのように考えたらいいか」
また、
「本社→現場という一方通行の意思の流れの中で、無力感を感じることも多いが、その中で自分に何ができるか考えさせられた」
など、この本を読むことで勇気、元気を得られた方が多かったようです。
また「知らない人と友達になったのはいつですか」という問いかけは、とても印象深い言葉として皆さまの中に残ったようです。
読書会のあとは大会議室に集合して全体での質疑応答。
質問希望者が多数でみなさんの質問をすべてお聞きできなかったことは残念でしたが、三宅先生は一つの質問に対し、一言も聞き漏らすまいと全神経を傾けて聞いてくださり丁寧に答えてくださいました。
読書会のあとの2次会には三宅先生も含め、55名もの方が参加しました。
初参加の方もいらっしゃいますが、1冊の本を読んだ者同士、楽しく談笑しています。
三宅先生には2次会のラストまでお付き合いいただきました。
(左:著者 三宅英道氏 右:猫町倶楽部 代表 山本多津也)
最後に、今まで3年間にわたり会議室をご厚意で貸してくださった日本ユニシス名古屋支社の皆様、本当にありがとうございました。来月はウインクあいちにて開催します。
次回、3月22日の課題本は、
ニーアル・ファーガソン著 「マネーの進化史」
です。多数のご参加、お待ちしています。