猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2019年4月26日
- 第148回名古屋アウトプット勉強会ハンス・ロスリング著『FACT FULNESS ファクトフルネス』
2019年4月26日に、第148回名古屋アウトプット勉強会が、ウィンク愛知にて開催されました。
今回の課題本は、世界で100万部の大ベストセラー!ハンス・ロスリング著『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』でした。
この本はデータや事実にもとづき、世界を正しく読み解く習慣=ファクトフルネスの重要性について分かりやすく解説している本です。
今回の読書会は今話題の本ともあって初参加9名を含む67名の方が参加されました。ありがとうございました。
司会からの挨拶のあと、テーブルごとに進行役であるファシリテーターがクジで選出され、初心者でも意見をアウトプットしやすいような環境になっています(ファシリテーターになる方は5回以上参加されている方のみです)。
今回のくじは、サポーターHIROKOさんの私物で「点取り占いトランプ」でした。引いたトランプの点数が一番多い方がファシリテーターです。平成最後の読書会に昭和感満載のトランプ・・・。時代を感じます・・・。(余談ですが、預けるのを迷う人に大切な荷物を預けてはいけません。)
ここで猫町読書会のルールを2つ説明します。
・課題本の読了。(←絶対必須)
・他の参加者の意見を否定しないこと(本の内容を批判するのは大丈夫です)。
この二つを守っていただければ、どなたでも参加OKです!!
今回の課題本はページ数が多かったのですが、データや、分かりやすい例が多く様々な意見が交わされました。
・知識には賞味期限がある。アップデートは必要。
・何かをアピールする側にとってはこの本で紹介されている本能は、ツールにもなる。これらの本能をうまく使っている政治家もいる。
・宗教や文化ではなく所得によって生活レベルが変わるという事実が衝撃的だった。
・自分はファクトフルネスを既に実践しているが、チンパンジークイズはあまり解けなかった。
・海外では日本の女性はとても抑圧されていると見なされているということを知った。
・今の時代情報があり過ぎてファクトフルネスをする前に信憑性があるデータを得るのが大変だと思った。
・世界がいい方向に向かっているとわかって希望が持てた。
・自分の常識は親からの刷り込みが大きく影響している。常に自分の常識を疑う必要がある。
・「生活水準(中流等)」を決めるのに文化はほとんど関係なく所得一本に縛ったことはピンとこないところもあるが重要な指標だと思う。
・著者の失敗談が、より本の説得力に厚みをもたせている。
・メディアなどの情報に流されない思考が大切なのではないでしょうか
・大人になると忙しくなり、情報を疑わずそのまま受け入れてしまう
アウトプットが終わったら、最後に全員で記念撮影です!
読書会終了後、懇親会を行いました。懇親会の会場は、我らがリーダーおすすめの沖縄料理の「うりずん 琉球ダイニング」さんでした。
懇親会では、美味しい沖縄料理を堪能しながら、各々共通のテーマで盛り上がりました。
皆様ご参加ありがとうございました。
次回5月の読書会は名古屋フィロソフィアと合同開催!! 課題本は千葉雅也・二村ヒトシ・柴田英里著『欲望会議 「超」ポリコレ宣言』 です。
著者の二村ヒトシさんがゲストで来られます。奮ってご参加ください。
初心者の方も大歓迎です。
文:ゆっこ 写真:OPサポーター全員