扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

関西アウトプット勉強会[ビジネス]

  • 2013年4月27日 18:30~21:00
  • 「夢十夜」夏目漱石 著【関西アウトプット勉強会 第36回】

京都会場第36回 4月定例会にご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

課題図書は、夏目漱石『夢十夜』でした。
『坊っちゃん』『心』などの作品は教科書で誰しも読んだことのある日本を代表する文豪の作品です。
前回に続き半数近くが初参加ないしは2・3回目というフレッシュな会となりました。それだけ新しく人の興味・関心を引きつけられるというのは喜ばしい事です。

定刻の18:30、読書会スタートです。
今回主催者のタツヤさん不在の為、代理でサポーターが発声をとりました。

読書会のルールは“人の意見を否定しない”のみ。今回は5グループ6~7人に分かれ、進行役のファシリテータを中心になごやかなスタートを切りました。

この会をきっかけに文学を読んでみたものの読み方が良くわからず読破するのに難儀したという方もいれば、夢十夜が好きで、黒澤監督の『夢』とあわせて読んできたという方まで、いつも以上に色々な方が参加されていました。
文学を良く読まれる方は絵画を鑑賞するように、その何気なさや非日常感の切り取られ方を楽しまれていましたが、中には漱石の作品への生みの苦しみがテーマではないかと深読みする方もおり、独自解釈に花を咲かせるグループも。
自分では全くしなかったものの見方に出会えるというのは、読書会ならではの楽しみでないでしょうか?特に『夢十夜』は明確な終わりを提示されていないので解釈が幾通りにでもでき、話題がつきませんでした。
2時間強の討論時間ですが、各々の意見に耳を傾けながらあっという間です。

課題本について楽しく語り合った後は、さらに交流が深まる二次会です。二次会も20名近く参加と盛況でした。
最初はどんな会かわからず不安だったけれど、この雰囲気なら参加したい!と追加参加を希望される方もいっらっしゃいました。

お酒や料理を囲んでの二次会、おなじ課題本を読んでいるので初めて隣り合った人同士でもおしゃべりが盛り上がります。こういうつながりがあると、また次回も参加しようというモチベーションにつながるようです。

次回のお知らせですが、

6月1日には京都で、クリステンセン「イノベーション・オブ・ライフ」が課題本で開催です。
主催者のタツヤさんはじめ、いろいろな職種、年代のメンバーが参加されているので、さまざまな意見が飛び交い、新たな視点で物事が考えられるのもこの会の魅力の一つです。

初参加の方は毎回2割程度おられるので初めての方も安心して来ていただけます。興味のある方のご参加、お待ちしています!!

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