猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2013年06月29日(土) 18:30~21:00
- 片岡剛士「アベノミクスのゆくえ」 【関西アウトプット勉強会 第38回】
京都会場第38回6月定例会にご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
課題図書は、片岡剛士著『アベノミクスのゆくえ』でした。
最近ホットなアベノミクスを丁寧に説明した本です。経済の本、経済用語も出てくる敬遠されがち本でしたが、参加者は25名と多数の方にご参加頂きました。
主催者のタツヤさんの発声で読書会スタートです。
今回は、A,B,Cの3つのグループに分かれ、それぞれ8名程度で議論しました。
各テーブルのファシリテータ(進行役)の進行のもとに、まずは自己紹介から始まります。
読書会に参加しようと思った動機や、職業(言いたい人だけ)、趣味などを紹介し合い、緊張をほぐします。
Aグループ
それぞれの自己紹介が終わり、リラックスしたところで、いよいよ本題へ移ります。課題本を読んだ感想や興味を持った点などを、思い思いに話していきます。
猫町倶楽部の読書会では、1つだけルールがあります。「人の意見を否定しない」というルールです。
「あなたの意見は間違っている。」「そんな読み方はおかしい」などの意見はでませんので、初参加の方も安心して発言できます。
Aグループでは、それぞれの印象に残った点や、今の経済を肯定的に思っているか否定的に思っているかなどの話題で盛り上がりました。「経済に関して、否定的な意見は言わずに肯定的な発言をしていこう」という気付きなどがありました。
Bグループ
Bグループでは、著者の片岡氏が提示した3×3のフレームワークに対する意見で盛り上がりました。アベノミクスの経済政策3本の矢の第1の矢に比べて、第2、3の矢の扱いが軽いのが不満な人も居ました。
Cグループ
Cグループでは、不況の原因て本当に円高と物価低減なのか?や、日銀ができることって何?、公共投資が良くないってイメージがあるが本当のところはどうなの?などテクニカルな部分の議論で盛り上がりました。
2時間様々なアウトプットをした後は、希望者で懇親会へと行きます。
主催者のタツヤさんの乾杯の発声で懇親会スタートです。
お酒を飲みながら、読書会の議論の続きやプライベートな話など様々な話題に花が咲きます。同じ課題本を読んで来ているので初対面の人とも会話が弾みます。
別テーブルで話せなかった方と話をしたり、また仲の良い友達を作ることができ、懇親会に参加することで、よりいっそう読書会を楽しむことができます。
次回7月27日(土)の課題本は、
E.H.カーの『歴史とは何か』です。
なんだか難しそうな本ですが、読了が参加条件で、読書会では発言はゆるくが基本ですので、発言は「難しかった。」「よく分かりませんでした。」でもOKです。やさしいサポーター(会の運営のお手伝いをしている人たち)が、待ってますのでお気軽にご参加ください。
多数のご参加をお待ちしております。