扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋アウトプット勉強会[ビジネス]

  • 2013年06月21日(金曜日) 19:15~21:30
  • 片岡剛士「アベノミクスのゆくえ」【名古屋アウトプット勉強会 第78回】


6月の名古屋アウトプット勉強会の課題本は、今話題の一冊、片岡剛士(著)「アベノミクスのゆくえ 現在・過去・未来の視点から考える」でした。
(※.著者の片岡剛士氏が7/20東京アウトプット勉強会に参加します!)

今まさに進行中の出来事を取りあげた今回の読書会に、そもそも「アベノミクス」ってなんだろう?ほかの人たちはどんな意見を持っているのだろう?など、様々な思いを持った60名以上の参加者が、ウインクあいちに集まりました。


開始前の様子ですが、皆さん、なにやら不思議なカードを数えている姿が見られますが…、これはあとのお楽しみ。


多くの専門用語や数式・グラフが出てくる本書、今回は読了するのに苦労した方も多かったようです。そこで今回は少し時間を作り、読書会の参加者で経済に詳しい二人の方にアベノミクスについて簡単なレクチャーをしていただきました。
様々な分野を得意とする人達があつまるアウトプット勉強会、自分の知らない分野をお互いに補い合うことができるのも、この読書会の良いところだと思います。




レクチャーを聞いている皆さんの表情から、その真剣さが伝わってきます。


レクチャーが終わると各チームに分かれての読書会開始です。本書が難しかったという意見もどこへやら、アウトプットが始まると俄然ヒートアップ、積極的に意見の交換が行われました。

本書の更なる解説から、実際に資産を運用している方の生の意見、この本にはもっとこんな視点が必要では?という指摘や、今がんばって働いている自分たちにはいつ恩恵がもたらされるのだろうといった疑問など、様々な意見交換がなされ、刺激的な読書会になりました。




参加者からはこんな声が飛び出ました。

「実は三本の矢ではなく、大胆な金融政策を中心とした一本の矢という説明が腑に落ちた」
「本当に年金もらえるの? 本当に消費税上がるの? 本当にTPP大丈夫?」
「これを機に経済学を勉強し直すだけでなく、もう少し世のニュースに耳を傾けたい!」



今回のファシリテーターを務めた方からはこんな意見も。
「自分もこの本を読んで難しく感じていたので、無事にファシリが務まるか不安だったけれども、皆さんが積極的に発言してくれたおかげで杞憂に終わりました。みなさんのおかげで自分もとても楽しく参加することができました」



さて、二次会は名古屋アウトプット勉強会では久々の「甘太郎」です。
ここで、冒頭の不思議なカードが登場します!


今回は二次会で新しい試みとして、先ほどのカードを「自分名刺」としてお互いに交換し、交流するきっかけにしてもらおうとしました。裏面には「6億円当たったら何をする?」という質問に対して各々の回答を書いてもらい、会話の「ネタ」とします。



二次会の終わりにカードについて、こんな意見も聞きました。
「自分はなかなか初めての人に話しかけるのが苦手なので、とても役に立ちました。裏の質問も皆さん色々な答えが書いてあり、それをきっかけとしてとても楽しく会話できました。」


今回も皆さん、お忙しい中ご参加いただきありがとうございました。
次回は7月19日(金)、E.H.カー(著)「歴史とは何か」です。

たくさんのご参加お待ちしています!

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