猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2013年12月28日 19:00 受付開始 19:30-21:00 第一部 読書会 21:00-23:00 第二部 クリスマスパーティー
- 村上春樹「ノルウェイの森」でクリスマスパーティー【関西アウトプット勉強会 第44回】
京都会場第44回 12月定例会は、クリスマスパーティを兼ねたスペシャル版で開催しました。
課題図書は、村上 春樹 『ノルウェイの森』 です。
村上春樹自身がデザインしたとされるクリスマスカラーの上下巻。1000万部を超える大ベストセラーで、日本で最も読まれた長編小説の一つですね。
いつもは京都駅近くの会議室を借りての読書会ですが、今回は4か月に1度の文学の会、そしてクリスマスに近いということもあり(28日開催でしたので、若干過ぎてはいましたが・・)、大阪本町にあるカフェ「GARB」にて開催する運びとなりました。
入り口では黄金のトナカイ(?)がお出迎え。
普段とは違ったおしゃれな雰囲気、そしてかなり大きめの会場ということもあり、事前よりフライヤー配布やWEB告知などサポーターによる広報活動に力を入れました。
結果、46名(パーティ参加43名)の方にご参加いただきました。
これは、関西アウトプット勉強会の単独開催としては最多となります。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
今回含め文学の会の際は、ドレスコードが参加条件の一つとなっています。今回のドレスコードは、”クリスマス”。それぞれ思い思いの衣装をまとって会場へと足をお運びいただきました。一部ご紹介。
今回は、第一部 「ノルウェイの森」読書会 が1時間30分、第二部 クリスマスパーティー が約2時間。
いつもの読書会に比べて1時間短い読書会となりましたが、密度の濃い議論になったかと思います。
「ノルウェイの森」は、セックスや死などがテーマであり、普段なかなか話しにくい内容でもあるのですが、間接照明のやや暗がりの雰囲気の中もあって、各テーブルとも話が弾んでいたように思います。(普段の会議室の蛍光灯の下では、こうはいかなかったかも・・)
読書会の後は、総合司会のサポーターの発声により2次会スタート。
2次会では、GARBの料理を楽しみながら、サポータ企画による「クイズ大会」、「本のプレゼント交換」、「ベストドレッサーの授賞式」が行われました。
まずクイズ大会では、各テーブルごとのチーム対抗戦でおこわなれました。
問題は、以下の3問。解答数の合計で勝敗を決める方式。それぞれ3-5分程度の回答時間。
・関西アウトプットで過去に取り上げられた課題本をできるだけ多く答える。
・村上春樹の作品をできるだけ多く答える。(穴埋め問題)
・各チームの代表者に作者の似顔絵を描いてもらい、その作者の作品をできるだけ多く答える。
各チームとも大盛り上がりでしたが、中でも似顔絵問題では、感嘆の声や大爆笑などが起こりました。
さて、下の似顔絵はどなたでしょう?(答えは最後にあります。)
勝利チームはタツヤさん率いるチーム。おめでとうございました。
「本のプレゼント交換」では、各テーブルでそれぞれが持ち寄ったプレゼント本を音楽にのせて回していき、音楽がストップしたところでその本をプレゼントとして受け取るという形式で行いました。
プレゼント交換後に、サポーターがなぜこの本を選んだのかなどをインタビュー。
それぞれとてもユニークな理由もあってとても楽しいイベントとなりました。インタビュー後もプレゼントされた方/した方各々で、本の内容について語り合いました。
「ベストドレッサー授賞式」では、各テーブルでもっともドレスコードにあった方を選出。思い思いの”クリスマス”にちなんだ衣装を披露いただきました。中には、「クリスマスの日に奥さんにプロポーズした時の衣装で来ました」なんていうロマンチックな理由も。
最後に、参加いただいた方で集合写真。2013年を締めくくる思い出深いイベントになったのではないかと思います。
今後も楽しいイベント盛りだくさんな読書会にしていきますので、ぜひご期待ください。
次回のお知らせですが、
1月25日(土)、課題本は、植島啓司「生きるチカラ」です。
ご参加お待ちしています!!
申込みは「開催スケジュール」から。
*似顔絵問題の正解:上が三島由紀夫、下が太宰治でした。