扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

東京文学サロン月曜会[文学]

  • 2011年05月15日(日曜日) 受付開始 PM3:45 PM4:00~6:00
  • 5/15(日)坂口安吾「堕落論」

生きよ、堕ちよ。堕ちること以外の中に人間を救う道はない ― 。

5月の東京文学サロン月曜会、課題本は坂口安吾の「堕落論」でした。



集英社版 http://amzn.to/gSCU0Y

 
会場となった代官山 Chano-ma 。ムードたっぷりです。



 
今回も多くの参加者が集まり、廃退的で刺激的な世界にハマり込んでの(!?)
ディープなディスカッションを繰り広げていました。




作品世界に没入 ― 。 これぞ純文学!?


 

今回のドレスコードは「堕落論」の世界観から、「デカダンス」。

廃退的、虚無的、病的・・・などがキーワードの、19世紀末のフランスを中心とした文学のトレンドや生活態度のことで、以下各グループから選ばれたベストドレッサーの皆さんの「廃退」ぶり(?)をご覧ください(笑)。

ベストドレッサー賞の発表




一人ひとり壇上へ。コーディネイトとそのココロを披露。




「廃退的・・・といえば やはり“とろろ昆布”ということで」 あー、なるほど・・・って何故っ!?




ダンディーです。




どうです?みなさん!




シックです。コーディネイトの理由の説明も納得!の「デカダンス」です。




・・・っていうか、あなたは何故に「ととろ昆布」?




真っ赤なネイルとルージュ。存在感あります。




小物使いも重要です。こちらの男性はウィスキーの小瓶持参で。廃退的です(笑)。




昭和初期の、和のデカダンス・・・? まさに「堕落論」の世界です。




ショールがポイントでした。




やはりデカダンスには必要不可欠なバタフライ(笑)。背中がセクシーです。




モノトーンのアイテムでコーディネート。




ポイントは「分針」しかない腕時計。「今何時かぼんやり分かる」のがデカダンス(笑)




こちらの女性も酒瓶持参! 男前でステキです(笑)




そして、今月の聖子賞はこの方に決定!




再度にベストドレッサーみんなで記念撮影。



 
今月の一曲、タツヤさんの選曲はアキコ・グレース「EVANESCENCE OF SAKURA」でした。



 
読書会終了後の第二部、ビュッフェ形式アフターパーティー。
おいしい食事と楽しいお酒を、みなさん思い思いに楽しんでいました。













来月6月の月曜会、課題本はサガンの「悲しみよこんにちは」です。
文学サロン月曜会ははじめて、という方も、ぜひ一度ご参加ください!(開催スケジュール一覧)。

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