扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋文学サロン月曜会[文学]

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  • 第75回 森鴎外「 「舞姫・うたかたの記、他3篇」 【藤が丘会場】


名古屋月曜会 2月定例会の課題本は、森鴎外「舞姫・うたかたの記 他三篇」
藤が丘会場は、いつも通り「jazz茶房 青猫」での開催です。
(テーブル札の裏側には、ドイツの地図が…)


さぁ、読書会が始まりました。
まず読了後の感想を聞いてみると、「文語体で読みにくかった」という感想を持った方が多かったみたいです。

各テーブルでは、舞姫にスポットを当て、豊太郎のダメンズぶりを語り合ったり、
文語体(原典)を読むことの意味について語り合ったりと盛り上がってます。







「うーん、豊太郎の気持ちがイマイチ理解できない…」消防団員が考え込んでいます。

4つの短篇の中では、どの女性が一番ピュア?
共感できる登場人物は?
日本人ってそんなにモテたの?
いろんな側面から読み解いていきます。




読書会に続いて、ベストドレッサーの発表です。
今回のドレスコードは、「帽子もしくはヘッドドレス」
思い出の品や帽子がトレードマークの人や徹夜で作った自作の衣装などバラエティに富んだメンバーが選ばれました。

定例会開催当日は、2月14日。そう世間では、バレンタインデーです。
そこでサポートメンバーから一番おしゃれな男性・女性にバレンタイン・チョコをサプライズでプレゼント!!

舞姫の舞台となったドイツでは、バレンタインデーはカップルや夫婦などのお祝いの日とさえれており、男性から女性に花を贈るのが一般的だそうです。
同じバレンタインデーでも国によって違いがあって面白いですね。

さぁ、読書会の次は会場を移し、懇親会。
会場は、恒例のイルマティーノにて立食形式での開催です。

各テーブルでどんな話題で盛り上がったのか、ファシリテーター(もしくはサポーター)の方々に語ってもらいました。
11月の定例会から始めた試みですが、定着しつつあるかな!?毎回テーブルごとで盛り上がった内容が異なっていて興味深いです。


課題本の話や最近のオススメ本などの話題で話は尽きません。

慣れない文語体での読書会でしたが、日本語の本来持つ独特なリズムと美しさに触れ合えた読書会になったのではないでしょうか。
もう一度読む時は、声に出して読んでみるとまた違った読書体験ができそうですね。
参加してくださったみなさん、ご参加ありがとうございました!!

(6期サポーター かっちゃん)

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