扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋文学サロン月曜会[文学]

  • 2014年5月11日 
  • 月曜会新企画【長編読書会】カラマーゾフ・プロジェクト<後編>

今年2月に前編が開催された長編読書会「カラマーゾフ・プロジェクト」、
前編の会場は満席でご参加いただけない方があり(大変申し訳なかったです)、今回は席数の多い「ウインクあいち」にて開催しました。

課題本はドストエフスキー著「カラマーゾフの兄弟」、今回は全5巻読了が参加の条件だったのですがそんな高いハードルを超えて集まった参加者はなんと100人!大盛況となりました。

ゲストには前回に引き続き、課題本の翻訳者である亀山郁夫先生。大学の学長というお忙しい中、駆けつけてくださいました。感謝。

今回の課題本は全5巻と相当なボリュームがあったので、話したいことも聞きたいこともたくさん。
各テーブルでは白熱したやりとりが繰り広げられてました。
物語の面白さはもちろんですが、それ以外にも社会的、宗教的なテーマなど多岐な部分に渡っているため、みなさん、いつも以上に盛り上がってましたねー。
課題本を手に持って言葉を交わす様子は、これぞ読書会!って感じですよね。
もっとも、みなさんリラックスして楽しくやってるので、初心者の人も遠慮なくご参加くださーい。

 

そして会の終わりには恒例のベストドレッサー発表!各テーブルから選出されたみなさんです。 今回のドレスコードは作品にちなんで「黒」。みなさん、いつもとは違う怪しい雰囲気(笑)で読書会を楽しんでました。ベストドレッサーに選ばれたみなさん、おめでとうございます!
読書会の後は亀山先生の講演。作品を一読しただけではわからなかった作品の魅力や当時の背景、宗教的な側面などわかりやすく、そして面白く解説してくださいました。
翻訳者直々に話が聞ける機会なんてそんなにないので、みなさん真剣に耳を傾けてましたよ。
さて、講演が終わった後の二次会はプレ読書会でも利用させてもらったロシア料理店「ロゴスキー」にて。今回の長編読書会ではここの店には本当にお世話になりました。
この長い作品を頑張って読み終えた達成感に包まれたみなさん、お互いの労をねぎらいながらロシア料理に舌鼓を打ってました。名駅のロシア料理といえば「ロゴスキー」!
また、ピロシキとか食べたいなぁ。
そして、料理を楽しみながら亀山先生を囲んでのサイン会!
読書会の時間に聞けなかったあんなことやこんなことをみなさん質問してましたよ。 ひとつひとつの質問に丁寧に答えてくださった亀山先生、本当にありがとうございました!

月曜会初の試みだった長編読書会、成功するか心配でしたが蓋を開けてみれば大盛況!
参加してくださった皆様、ありがとうございました。
なお、亀山先生が「また、『悪霊』(ドストエフスキー著)で会いましょう!」と仰られていたので、
次回、亀山先生に会えるのを楽しみに待ちましょう

(6期サポーター キム)

開催結果レポート一覧に戻る

最新の開催結果
【猫町オンライン】シネマテーブル『ザ・ファイブ・ブラッズ』
【猫町オンライン】シネマテーブル『ザ・ファイブ・ブラッズ』
開催結果をすべて見る
  • 入会・参加方法
  • メディア掲載実績
  • 取材について
  • 特定商取引法に基づく表記
  • 名古屋シネマテーブル水曜会

このページのTOPに戻る