猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2015年1月25日(日)
- 第61回東京文学サロン月曜会 須賀敦子「ヴェネツィアの宿」
第61回東京文学サロン月曜会、課題本は須賀敦子の「ヴェネツィアの宿」。
修善寺旅行、2会場開催のクリスマスパーティーを終えての定例会で、こころなしか運営サポーターものんびりモード。ランチミーティングで軽く打ち合わせをしてからChano-maに赴きます。
30分早く集まってのファシリミーティング。進行役のファシリテーターは、回数を重ねた参加者さんにお願いしています。
いつも快くファシリを受けてくださるみなさん、ほんとうに有り難うございます。
ドレスコードにぴったり、スマートエレガンスな受付嬢のお出迎えです。
今回は116名の皆さんにご参加頂きました。代表のタツヤさんの挨拶で会がスタート。課題本の選出理由が「須賀敦子を読んでる女性っていいよね」だなんて、うーん、タツヤさんらしい。
【いやいや、もちろんエッセイとしてとても優れた作品だから、ですけどね(^^;) タツヤ本人より】
抑えた文体でありながらまるで昨日のことのようにありありと目に浮かぶ思い出の数々。華々しいのに鼻につかない、彼女の生き方を表しているような洒脱な文体に魅了された方も多かったようですね。
エッセイという形をとりながらも、そこには事実と虚構が織り混ぜられていて、人の記憶の在り方についても考えさせられる本でした。
短編集ということもあって、好きな短編を選んでもらったチームもあったようです。みなさんのお気に入りはどの作品でしたか?
こちらはある参加者の方がつくってくださった力作!!!素敵すぎます!!
読書会を終えると恒例のベストドレッサーの選出。今回は正統派なお洒落さんが多く、ベストドレッサーさんも華やかでしたね。
こちらの方はお母さまから譲り受けたお着物で。課題本にも沿っている大人の着こなしに会場がどよめきました。
こちらの方は究極のスマート骸骨くんに、エレガンスを体現した手作りの薔薇を持たせたウィットに富んだ演出。
全員揃っての記念撮影。
ベストドレッサーに5回選出されるとこちらの特製ノートがもらえちゃいますよ。
藝術部のサポーターさんから1/31(土)の高松次郎ミステリーズ・読書会の告知もありました。
そしてお酒も入っての懇親会。
三次会は夜風を浴びてMonsoon Cafe代官山まで歩きます。どうやら今日お誕生日の方もいらっしゃったようです。
今回も笑顔がいっぱい、あっという間の一日でした。
次回は2/22「33年後のなんとなく、クリスタル」。
なななんと田中康夫さんと菊地成孔さんという豪華ゲストのおふたりがいらっしゃいます。いつもより早い締め切りが予想されますので、早めのお申し込みをっ。
記:びっくぼ 写真:まき、びっくぼ