扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

東京藝術部

  • 2015年1月31日(土) 直前鑑賞会 12:45~14:30 読書会:15:00~17:00 懇親会: 17:00~19:00
  • 「高松次郎ミステリーズ」 読書会

1月10日に開催いたしました『高松次郎ミステリーズ』展 講演会&鑑賞会に続き、国立近代美術館で開催中の「高松次郎ミステリーズ」の関連イベント第二弾として、読書会を開催いたしました。

今回のイベントでは、第一弾の鑑賞にご参加いただけなかった方、まだ見ていない方にも、読書会の前に作品を見ていただき、読書会で語るときのイメージを持っていただけるためにも、直前観賞会を行いました。

直前鑑賞会1

美術館内には、高松次郎の「影」シリーズの作品原理を体験できるゾーンである「影ラボ」があり、そちらでは、撮影をすることも可能です。影で遊んでみました。

直前鑑賞会2

直前鑑賞会3

企画展の出口には、なぜかサングラスが置いてある写真撮影ゾーンもありました。高松次郎になりきってみました。

直前鑑賞会4

 鑑賞会を行った後、読書会の会場に移動しました。今回は、鑑賞会を開催いたしましたが、読書会からの参加も可能です。

読書会の会場は、国立近代美術館の近く、BISTRO Kuu神保町店です。

 

読書会1

読書会2

課題本は、2冊の中から1冊を選択していただく方式でした。

 
  1. 「高松次郎を読む」 (水声社)
  2. 赤瀬川原平 東京ミキサー計画:ハイレッド・センター直接行動の記録 (ちくま文庫)
 

読書会3

 

申し込み頂いた方々のほとんどの方がそろい、開始時刻になりましたら、運営をお手伝いしているサポーターから注意事項等をアナウンスした後、読書会に移っていきます。

 



 

唯一のルールは、他人の意見を否定しないということです。本を読み感じたこと、参加者さんの話を聞いて気がついたこと等を、ざっくばらん話しながら、会は進んで行きます。



1テーブルあたり7~8人ほどの班に分かれます。



各テーブルには、ファシリテーターと呼ばれる司会進行役がおり、ファシリテーターを中心にして読書会が進みます。







今回は、高松次郎ミステリーズの担当キュレーターである、蔵屋さんにも読書会にご参加いただきました。全てのテーブルを回っていただき、高松次郎について、課題本の疑問点について、企画展の裏場話等、参加者の皆様からの色々な質問に答えていただきました。



高松次郎ミステリーズの出口にサングラスがおかれた写真撮影スポットが設けられていたのですが、その意味がようやくわかりました。

読書会はとても盛り上がりました。残念ながら、楽しい時間はすぐに終わってしまいます。最後に参加者全員で写真撮影をして読書会終了です。

 



会場近くでは、強風注意報が出るほどの風が吹き、寒いなか、多くの方々にご参加いただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。そして、各テーブルを回っていただき、質問に丁寧にお答えくださった蔵屋さん、本当にありがとうございました。

東京藝術部の次回の開催は3/8の予定です。内容はまだ未定ですが、決まり次第、お知らせをいたします。皆様とお会いできることを楽しみにしております。

 

 

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