扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

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関西文学サロン月曜会[文学]

  • 2015年3月7日(土) 
  • 動画付【恵文社コラボ】第2回関西文学サロン月曜会 アゴタ・クリストフ 「文盲」

前回、鮮烈なデビューを果たした関西文学サロン月曜会。会場は初回と同じく本好きの聖地「恵文社」!今回の課題本はアゴタ・クリストフの「文盲」。最近では同著者の「悪童日記」映画化が記憶に新しい方もいらっしゃるかと思います。今回40人の方が参加し、7チームに分かれて感想などをシェアしました。


各チームには「ファシリテ―ター」という司会進行役がいますが、参加者の方に事前に依頼しています。(ご承諾ありがとうございます!)「ファシリテ―ター」のミーティングをしているのが上の写真で何を話したいかどう進めたいかをお互い共有しています!



この写真は参加者の受付。こちらでは参加者に名札の着用、指定されたテーブルに着席をお願いしています。初めて参加された人も着席している参加者と話をし緊張をほぐすことができます。


定刻になり、司会からの挨拶が始まり本会の進め方の説明し、「課題本の読了」「人の意見を否定しない」「ドレスコード」の3つのルールに従い読書会を行います。


以下、参加者のテーブルの様子の写真をお見せしつつ、感想の一部をアップします。



「淡々と、感情を抑えた文章が印象的。」



「悪童日記でも出来事が淡々と語られている。」



「進学、就職で故郷を離れたときに感じた疎外感を思い出した。」



「他の文化に合わせるということは、けっしてその文化に屈することではないと承知していても、心の中に反発や葛藤は生じる。」



「日記を書くこと、その意義」



「書く暇あるなら読みたいが、どうしても読めなくなったときに書くことをはじめる。」


とこんな感じですが、やはり「会場」で参加者と意見を共有することをオススメします。その瞬間を共有できることが読書会の醍醐味です☆


本会では、参加者の方の服装などの装いに一定のテーマや決まりを設定する「ドレスコード」があり、「悪童」が今回の「ドレスコード」です。

各テーブルで「ベストドレッサー」を決めます。ベストドレッサーは以下の皆様!





ネットで悪童のファッションを参考にされた方、某国民的アニメのキャラをイメージされた方、和服に洋物を取り入れるなど、アイテムで差をつけた方などがいました。みなさんワルよの~



読書会も無事終わり懇親会!乾杯の音頭は東京から遠征に来られたお二人に!そのほかにも名古屋から7名の方が来られました!参加者1/4近くが関西地方に在住していません。恐るべし「恵文社」!!



飲食を楽しみながら、お互いの趣味、読書会で話し足りなかったことを語りあっています。



お酒は言うまでもなく、オシャレに並べられた食べ物が参加者の会話を弾ませるのに一役買っています!周りの環境がいいとテンションあがりますよね↑


次回の関西文学サロン月曜会の課題本は4月11日(土)『古事記』です。

本会は猫町倶楽部代表タツヤさんと恵文社さんとの隔月選書予定で、次回はタツヤさんの選書となります。次回から定員数を増やす予定ですのでぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか?

たくさんのご参加をお待ちしております!

(文:ケンサク 写真:すっぱまん、のんこ)

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