扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋シネマテーブル水曜会

  • 2015年4月18日(土) 
  • 【名古屋シネマテーブル】『チョコリエッタ』監督×原作者トークショー

4月の名古屋シネマテーブルは、特別イベント!



矢場町spazio-ritaにて、
映画「チョコリエッタ」の監督・風間志織さんと、
原作者・大島真寿美さんを招いたスペシャルトークショー
を開催いたしました。


準備を終え、受付でスタンバイするサポーターの二人です。
さあ、開場。



今回も会場定員いっぱいの多くの方がご来場下さり、
賑やかな雰囲気の中、シネマテーブルスタートです。



原作者の大島先生もいらっしゃるからか、
多くの方が映画だけでなく、原作も読んで参加されたようです。
原作との差、映画化ならではの面白みなどについても
会話が交わされました。







また、チョコリエッタは地元名古屋がロケ地になった映画ということもあり、
撮影場所の話題など、本作ならではの話も弾みました。



シネマテーブルの後は、いよいよ
風間志織監督(写真左)と大島真寿美先生(写真右)のトークショー。
お二人は二十年来の飲み友達とのこと。
乾杯のかけ声でスタートです。



風間監督は、高校時代に映画に救われたというご自身の過去と
重なるところのある、原作・チョコリエッタに大変思い入れがあり、
映画化の話が出た際、「映画化されるなら自分がやるしかない!」
と決意され、今回の映画化に至ったとのことでした。



参加者の皆さんがあらかじめ書いておいた質問をもとに、
Q&A形式でお話が進んでいきます。
司会ワカマツさんの手元には、たくさんの質問用紙。



風間監督は、2021年という時代設定の中で、放射能汚染や軍隊が存在する日本を
描いた理由や、3時間近い長編になった理由から、作中のフェリーニ映画
のコピー作品やロケ地の裏話など、一つ一つ丁寧にお答え下さいました。

また、主演の森川葵さんについてのエロス、フェチについての質問や、
菅田将暉さんに関する仮面ライダーの話などでも会場を湧かせていました。



大島先生は、作中で大きな役割を占めている
フェリーニの映画「道」について、個人的に大切なフェリーニ作品は「8 1/2」
だけれども、チョコリエッタは「道」でなければ駄目だった、という
書き手のインスピレーションのお話をされて、刺激的でした。

また、映画に関しては、空気感が原作ととても合っているところがよかったとのお話。
お気に入りのシーンは映像の力を感じたという、クジラバスのシーンとのことでした。



最後まで多くの方がゲストお二人のトークに聞き入っていました。





また、当日物販にはジュンク堂さんが入っていて、
大島先生の本を購入したら、その場でサインをしていただけました!



最後はゲストと関係者の皆さん、スタッフに加え、
「チョコリエッタ」にジェルソミーナ役で出演された竹内咲衣さん、
そして風間監督のお子さんも一緒に、記念撮影。

風間監督、大島先生、参加者の皆さま、ありがとうございました!
なお、名古屋シネマテーブルは今回より
新たに第3期サポーターを含めた新体制となりました。
今期もどうぞよろしくお願いいたします。

(文:とーる, 写真:りん)

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