猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2015年5月17日(日) 16:30~21:20
- 【動画付】ゲスト:佐藤良明 ピンチョン「LAヴァイス」&PTA「インヒアレント・ヴァイス」
天候にも恵まれ、早くも初夏の陽気となった5月17日(日)、chano-ma代官山にて第65回東京文学サロン月曜会の定例会が開催されました。今回は第6期サポーターとしての初仕事であり、猫町倶楽部の映画の分科会「東京シネマテーブル水曜会」とのコラボ企画。ゲストはアメリカ文学/ポピュラー音楽研究者の佐藤良明さん。
課題本:トマス・ピンチョン「LAヴァイス」
課題映画:『インヒアレント・ヴァイス』
先ずは毎回恒例のサポーターランチミーティングからのスタートです。おいしいランチをいただきながら、ワイワイガヤガヤ。
こちらはファシリテーターミーティングの様子です。タイムテーブルの確認を済ませ、「今日はどんなことを話そうか?」など、早速話が弾みます。
今回のドレスコード「70年代ファッション」・「西海岸スタイル」に身を包んだ参加者の皆さんも集まり、会が始まります。
まずは課題本の訳者である佐藤良明さんの講演です。原書の時代設定である1970年代の世相なども含めて、笑いを交えながらの解説もあって本・映画への理解が一層深まります。
そして講演後、読書会に突入。
佐藤さんには各テーブルを回っていただき、参加者の皆さんと意見を交わしました。
「映画で描いて欲しかった思う原作シーンは?」など、行く先々で質問が飛び交います。
各テーブル、どんどん話が盛り上がります。同じ本・映画を読んでも・観ても、感じ方・捉え方は十人十色。様々な意見に出会えることもこの会の魅力♪
続いて、ベストドレッサー賞の選出です。作品中の登場人物をイメージした西海岸スタイルで受賞。
アピールポイントは、「チェックのシャツで西海岸テイストを表現しました!」。
お次の方は、作品の主人公「ドック」をイメージしたファッションで登場。
*注)写真左側は司会者です。偶然にも、恰好が似てますが。。。
ゲストの佐藤さんも受賞。70年代ファッション、キマってます!
「ベスト・オブ・ベストドレッサー賞」を佐藤さんに選んで頂きました。
ズラリと並んだベストドレッサーの皆さんの後ろから佐藤さんが肩をたたいたのは・・・
1970年代といえばヒッピー!ヒッピーをイメージしたファッションで見事に受賞。素敵なヘアバンドは、なんと、自作だそうです♫
おめでとうございます!
ベストドレッサー賞に選ばれた皆さんで記念撮影。
ここからは懇親会です。美味しいお酒・料理を片手に、会話も弾みます。
同じ本・映画を読んだ・観たことで、共通の話題ができ、初対面同士でも話が盛り上がります♪話は尽きません(^^♪
ゲストの佐藤さんの気さくな人柄もあって、大賑わいヽ(^o^)丿
今回は東京月曜会第6期サポーターとしての初めての定例会でありましたので、上手く運営できるか不安な点もありましたが、おかげさまで無事に運営できました。参加者の皆さんが笑顔で会場を後にしていく姿を見て、サポーター一同からも笑顔がこぼれます。
参加してくださった皆さんありがとうございました!
6月定例会は6月28日(日)chano-ma代官山にて開催です。課題本は、内田百けん『ノラや』 となりました。
ご参加を心よりお待ちしております。それでは、また来月によろしくお願いします!
記:らち(月曜会) 写真:ひーくん(シネマ)・メメントモリ(月曜会)