扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋文学サロン月曜会[文学]

  • 2015年5月8日(金) 
  • ミシェル・ウエルベック「素粒子」【藤ヶ丘会場】

第89回名古屋文学サロン月曜会 ミシェル・ウエルベック「素粒子」。
藤ヶ丘会場ではJAZZ茶房青猫にて開催されました。

テーブル札は、サポーターの手作りです。
課題本にちなんで、カナリアの鳥籠をイメージしてみました。





それでは、読書会スタートです。
「文系なので、理系はちょっと苦手。」
「理系用語の説明は、難しかった」苦手意識が高い意見が。





「ミシェルとブリュノのどっちが好き?」
「読んでみたら、SFっぽくない。意外と下ネタが多い」など





「女性は、ブリュノに対して共感できない」
「70年代の時代背景がよくわかる」
「以前の課題本、オルダス・ハクスリー『素晴らしい新世界』の影響が作風に影響しているのでは?」などの意見が出ました。





読書会も終わり、ベストドレッサーの発表です。
今回のドレスコードは「70年代」
お母さんの若い頃着ていたワンピース、「素粒子」にちなんだ水玉柄、アロハシャツなどがベストドレッサーに選ばれました。おめでとうございます!





ベストドレッサーの発表の後は、青猫マスターが課題本にちなんで選ぶ一曲です。
曲はミシェル・ペトルチアーニ「Looking Up」
作曲者は、身長が140センチしかなく、曲もピアノソロでなんとなく悲しい曲。登場人物たちの誰にも理解されない孤独感を表現したような感じでした。





読書会の後は、懇親会。終電間際まで話が尽きません。
皆さん、お疲れ様でした。




※お知らせ


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レポート:きょうへい
撮影:ちづの

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