猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2015年06月27日(土曜日)
- 東京アウトプット勉強会 第74回「フリーエージェント社会の到来」
梅雨真っ只中の6月27日(土)、東京ミッドタウン21階にて第74回東京アウトプット勉強会が開催されました。今回の課題本はダニエル・ピンク著『フリーエージェント社会の到来』です。
運営サポーターは会が始まるより少し早い時間帯に集合し、準備を始めています。
今回ご紹介するのは、読書会時に参加者が軽くつまむことのできるお菓子を準備する場面です。会議室にてビジネス書片手に行う読書会では、どうしても雰囲気が殺伐となりがちです。そこで参加者に少しでもリラックスして頂くためにお菓子を用意しています。
参加者に手に取ってもらえるよう、盛り付けにも気を配ります♪
お菓子のごみを捨てるためのごみ箱も丹精込めて作ります。大人になってからの折り紙って楽しいんですよ(笑)このように↓↓
また、今回から開始した体験サポーター制度の第1号、夢遊さん(左)にもご活躍頂きました。夢遊さん、ありがとうございました!
サポーターによる準備が終わると、ファシリミーティングの時間です。当日班の進行を担当するファシリテーターの方々が続々と集まり、ミーティングを開始します。「参加者にどのような質問をしてみたいか?」「話が盛り上がりそうなトピックは何か?」などを意見交換しました。
どのような場面でも事前準備って本当に重要ですね!読書会前の事前共有の場については、ファシリテーターの方々にも好評頂いています。
いよいよ読書会のスタートです!!
テーブル毎に自己紹介から始まり、感想や意見をシェアしていきます。
こちらの班は早速、笑顔が見えています。これはナイスファシリですね!
『フリーエージェント社会の到来』は、題名通り社会人のライフスタイルについて議論するための本。
「あなたはフリーエージェントになるべきか?」をテーマに、フリーエージェントとしての働き方とその魅力について光を当てた一冊です。
読めばこんな風に語りたくなること請け合いです。
日本では今後、社会人のフリーエージェント化は進んでいくのでしょうか?
SE、コンサルタントなど職種によってはフリーエージェントとして働く人は今後も増えていくでしょう。一方で、全ての社会人がフリーになってしまったら、製造業や社会インフラなどが成り立たなくなってしまうため、それは難しいでしょう。またこの本にはフリーエージェントのいい部分は書いてあるものの、会社勤めの人と比較したデメリットに触れられていないという意見もありました。
大切なのは「フリーエージェント意識を持つこと」だと思っています。
会社勤めのサラリーマンであっても、フリーエージェントになった場合の自分の市場価値を意識することで、仕事の質が変わってきます。どのような形態で働いていても、我々社会人に求められることは本質的には同じなのかもしれません。
真面目な内容…とはいえ、読書会は楽しく!
各々の立場から出てくる、各々の意見を皆さん楽しんで頂けたことと思います。
読書会の締めは総勢84名の参加者の皆さんとパチリ!
読書会の後は、お待ちかねの懇親会。
前半は読書会のグループごとに座り、主に読書会の感想の話で盛り上がります。
中盤には「ゆるゆる席替え」と称して、設けられたテーマのうち自分が語りたいものを選んで席を移動します。
今回のテーマは、「旅行」「酒」といった定番ものから「夏祭り・花火大会」「株主優待」といった初登場のものまで、全部で10テーマありました。何を選ぼうかな?と迷うのも、懇親会の醍醐味です。
こちらは、「猫町初心者」席。
こちらの席では猫町倶楽部の読書会に参加間もない方々が集まり、会全体の感想で盛り上がりました。
初めて参加する方に「東京にもこういった集まりがあるんだ♪」と思って頂ければ幸いです☆
そして名残惜しくも、今回の定例会もお開きとなりました。
8月定例会は東京ミッドタウン外での開催となりますので、先日幕張メッセでのワンマンライブを成功させた”BABYMETAL”にあやかり、運営サポーターのフォックスサインとともにお別れです。いいね!
次回開催は7月18日(土)、課題本はエーリッヒ・フロムの『愛するということ』です。久しぶりの哲学系課題本です。
六本木の中心で愛を語らいましょう♪
皆様のご参加をお待ちしております!
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※参加表明トピックス、「話し足りん」トピックスなど、より読書会を楽しみたい方はぜひ覗いてみて下さいね。
<文:nimo 写真:すぎゆり、あんちゅー>