猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2015年9月19日(土)
- 【東京】第77回 クリステンセン著「イノベーションのDNA」
このところ雨ばかりで憂鬱でしたが久しぶりの晴天!気持ち良い秋晴れの9月の土曜日、六本木ミッドタウンにて、第77回東京アウトプット勉強会が開催されました。65名の方にご参加いただいた今回の課題本は、クレイトン・クリステンセン著「イノベーションのDNA」です。
運営スタッフは皆さんより少し早めに会場入りし、準備を進めています。こちらは今回初めて行う企画の説明をしている様子です。今回の課題本は新しいことを始めるのにふさわしいですね。
読書会の進行役を担うファシリテーターの皆さんも読書会開始前に集まっていただき、当日の話題や気になったトピックスなどの意見交換の場を設けています。ファシリテーターが初めての方も、この場で先輩ファシリテーターにアドバイスをもらえるので、安心です。
司会のアナウンスにより、いよいよ読書会開始となります。読書会は7−8名ごとのグループに分かれファシリテーターの進行の下、課題本について話し合います。
各テーブルではさっそく「イノベーションとは」について、お話が盛り上がっています。お仕事の内容に関する話題が中心でしょうか。話す方も聞く方も熱が入っています。
今回の課題本では「発見力」という言葉がキーワードとなっていました。例えば、コンサルタント業界の方は常に顧客へ質問を繰り返し最善の解を見出していくことが仕事そのものだそうで、「発見力」は非常に重要だとおっしゃっていました。
一方で、デザイン業界の方からは、ある商品が、なぜそのデザインに至ったのかという文脈が大事だというお話を伺います。商業だからこそ哲学が重要なんですね。芸術性だけでは計れないのが深いですね。
皆の生活に馴染みの深い医療や郵政関連の分野では、イノベーションを起こすのは難しいという認識も。それでも、少しでも日々の仕事を良くしようという熱意が感じられてなんだか嬉しくなりました。様々な業種の方のお仕事の話を聞けるのも読書会の醍醐味の一つですね。
読書会へはみなさんに課題本をお持ちいただいています。とある参加者の方は出張が多いので電子書籍は購入・持ち運びに便利だとお話しされていました。なるほどですね。
今回は新しい試みで、皆さんに「実行宣言」をしていただきました。読書会を通じて得た学びをどう日常に落とし込んでいくか、各自が付箋に記入していきます。グループごとにベスト実行宣言を選出して皆の前で紹介するのですが。。。ボツワナ?卵を産む?診察券?世界はどうやらイノベーションに満ちていそうです!
読書会はいったん終了で、告知の時間です。猫町倶楽部にはアウトプット勉強会の他にも文学、映画、芸術に関する様々な定例会があります。どれに参加しようか目移りします。次回の定例会の課題本、三枝匡著「戦略プロフェッショナル」のご案内も。非常に評価の高い本なので来月も楽しみですね。
最後に皆で集合写真。課題本を手にハイチーズ!
さて、徒歩五分の居酒屋さんに場所を移して、恒例の懇親会の時間です。先ほどは真剣な表情で話し合っていた皆さんも、少しお酒が入ってだいぶリラックスした表情ですね。
途中で席替えを行い、各テーマに分かれてトークに花が咲きます。秋の味覚や最近読んだ本、ディズニーなどなど。ここから話が盛り上がって皆で出かける企画が生まれたりするんですよ。
名残惜しいですが、今回はこれにてお開きとなりました。今回も無事に開催できてよかった!
(一部の参加者の方々は三次会、四次会まで飲み明かしたようです)
次回、10月の定例会からは新しい運営スタッフも加わり、アウトプット勉強会はますます盛り上がっています。皆様、奮ってご参加くださいね。
※猫町倶楽部東京アウトプット勉強会は、各種ソーシャルメディアでも情報発信をしています。イベントの募集開始の告知やウェブサイトだけではお伝えできない様々な情報をお届けしていますので、よろしければ「いいね!」や「フォロー」をお願いします。
東京アウトプット勉強会mixiコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?from=home_joined_community&id=3928594
東京アウトプット勉強会facebookページ
http://www.facebook.com/nekomachi.tokyo.op
東京アウトプット勉強会Twitter
http://http://twitter.com/tokyo_op
ご参加の方の感想ツイートまとめ
http://http://togetter.com/li/879390
<文:あかね 写真:もこ、zawa>