猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2016年1月8日(金)
- 「好色一代男」「雨月物語」 (日本文学全集11)藤ヶ丘会場
年も明けて1月8日(金)、名古屋藤が丘のJAZZ茶房靑猫にて第97回名古屋文学サロン月曜会、1月の定例会を開催しました。
新年を迎え、今年最初の課題は「日本文学全集11」より「好色一代男」「雨月物語」です。
恒例の「猫町ジャズ講座mini・歴史編」、今回取り上げるのはディジー・ガレスピー。
解説のマスター高橋さんによると彼は「器用貧乏」。今回も個性的なミュージシャンです。今回は彼のアルバムの「Groovin’ High」より「Things to Come」を鑑賞。豪快で速いテンポの演奏が参加者一同を魅了しました。
読書会開始、一度はきいたことがある有名なタイトルの作品ですが、今回初めて読んだという方が大多数を占めていました。江戸時代の作品はどのように読まれたのでしょうか。
こちらは「好色一代男」のアウトプット中のようです。
「官能小説だとおもってたけどさっぱりとした話ですね」
「学校でタイトルだけは覚えたけどこんな話だったとは」
「世之介ってひどい男!」
「でも最後はかっこよかったよね」
「現代語訳がちょっと個性的ですよね」
かわってこちらは「雨月物語」を語っています。
「いろいろなタイプのお話が合って読んでておもしろいですね」
「女の嫉妬、恐ろしいですね」
「世之介なんかより豊雄の方が誠実でステキ!」
「貧福論ためになるなあ」
もっともっと語りたいみなさま、気になることが残っているみなさまはmixiの「話し足りん!トピ」をチェックしてみてください。投稿お待ちしています!
青猫マスターによる恒例の今回の1曲はミシェル・ペトルチアーニによる「パゾリーニ」でした。
今回のドレスコードは「お正月」、見事な和装が映えます!ベストドレッサーはこちらの方々です、おめでとうございます!
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会場を移動しての懇親会、「ばんばんざい」で乾杯! 世之介御一行に負けずに参加者一同楽しい時間を過ごしました。
次回の課題本は「カフカ短編集」(岩波文庫)です。第100回までもう少しですね。それではまた藤が丘会場にて。次回のご参加をお待ちしています!
文責:おりがみ
写真:名古屋月曜会第8期サポーター