猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2016年7月16日
- 関西アウトプット勉強会 第75回「物欲なき世界 」
7月16日。照りつくような日差しの中、大阪茶屋町にて第75回関西アウトプット勉強会が開催されました。課題本は菅付雅信著「物欲なき世界」。
今回は初参加者2名を含む20名の方にご参加いただきました。
会場はお馴染みのちゃやまちアプローズタワー13階にある会議室です。
入り口に立つとスタッフお手製の案内板が目に入ります。
中に入ると、「サポーター」というボランティアのスタッフが笑顔でお出迎えします。名前を書いてお進みください。
定刻になり、まずは司会者からの挨拶。つづいて読書会の流れについて説明します。
なんでもあり、ゆるく楽しむがモットーの関西猫町ですが、一つだけ大切なルールがあります。
それは「相手の意見を否定しない」ということです。
お互いを尊重し、気持ちよく屈託のない交流の時間にするための唯一の大切なルールです。
いよいよ読書会スタートです。今回は3つのテーブルにそれぞれ6~7名で分かれて開始です。
各テーブルには、「ファシリテーター」という進行役がいます。読書会がスムーズに流れるよう参加者をフォローします。
比較的読みやすい課題本であったことも手伝って、各テーブルで活発な意見が交わされました。
「消費の対象が物欲から他のものに変わったことが、人間にとってステップアップと呼べるのか?」
「5章以降は哲学的な内容であり、興味深く読めた」
読書会が進むにつれて、参加者もヒートアップします。個人的な体験・考察を交えて切り込んでいきます。
「すべての人が自己実現や個人的な幸福を追求することは、経済の衰退につながるのではないか?」
「好きなことをしているときが、一番自分らしさを感じる」
ここで読書会は終了。最後は恒例の集合写真撮影。
最初は緊張していた参加者も、読書会が終わるころにはこの通り(笑)
意気投合したところで、この後は懇親会に続きます。
会場は同じ建物の地下にある居酒屋「北の華」。移動もスムーズです。
おいしいお酒と料理をいただきながら、打ち解けた雰囲気の中で楽しく盛り上がりました。
懇親会ではより多くの人と交流できるように「ゆるゆる席替え」といって、各テーブルごとに話のテーマが決まった席替えを行っています。
今回のテーマは「酒」「本」「夏・夏・夏」「関西猫町倶楽部で次にやりたい分科会」でした。
名残惜しいですが、懇親会も終わりの時間です。
仲良くなった人たちは、それぞれ3次会へと向かいます。
次回の関西アウトプット勉強会は、8月20日(土)、課題本は「新訂 孫子」を予定しています。
古の兵法の極意について語り合いましょう。
http://www.bookreading.nekomachi-club.com/schedule/36266
サポーター一同、お待ちしております!
文:タクミ 写真:ともとも